十両・霧馬山が鶴竜とぶつかり稽古

冬巡業うきは場所で稽古に励む霧馬山
冬巡業うきは場所で稽古に励む霧馬山

 大相撲の冬巡業が5日、福岡・うきは市で行われ、十両・霧馬山(23)が、新入幕が濃厚な初場所に向けて稽古に汗を流した。十両力士らと7番相撲を取ると、横綱・鶴竜(34)=ともに陸奥=からは胸を出してもらい、ぶつかり稽古で締め。巡業では初めて鶴竜から胸を出してもらったといい「ビックリしました。目が合って、『俺が出すよ』と。やばい、と思って」。稽古後は、太ももが悲鳴をあげたと笑った。

 鶴竜は、9月に先代師匠・井筒親方(元関脇・逆鉾)が急逝したことにより、陸奥部屋に移籍した。「ニュースを見て知りました。モンゴルのニュース。『え?うそでしょ』と思った」と霧馬山。急きょ、部屋の兄弟子となった横綱からは、相撲を教えてもらっているという。「悪いところを言われる。立ち合いとか。教えてもらってる事は、全部やってる」と充実感を口にした。

 秋巡業でも付きっきりの指導を受け、十両5枚目で臨んだ九州場所は自己最多の11勝。来場所での新入幕にも、大きく近づいた。井筒部屋からの移籍後、鶴竜からは「強くするから」と告げられ、「お願いします」と答えたという。「横綱に教えてもらってやっているのが自信になって、今場所はいけると思った。横綱の力が大きい」と感謝した。

 新入幕がかなえば、鶴竜の横綱土俵入りで露払いを務める可能性がある。「やりたいですね」と目を輝かせる一方、「そう言ったら顔じゃないと言われるかも」とはにかむ。同世代では、貴景勝(23)=千賀ノ浦=は既に大関に昇進している。「何で自分と同じ年の人は上で頑張ってるのに、自分は下にいるんだろうと思う」と思いを胸に秘め、更なる飛躍を誓った。

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