鍵山優真が小塚、羽生、宇野以来4人目王者へ ジュニアGPファイナル

練習する鍵山優真(カメラ・矢口 亨)
練習する鍵山優真(カメラ・矢口 亨)

 フィギュアスケートのGPファイナルは5日にイタリア・トリノで開幕する。ジュニアの部の男子は鍵山優真(16)=神奈川・星槎国際高横浜=が4日、会場での公式練習に参加。父の正和さん(48)は1992年アルベールビル、94年リレハンメルと2大会連続で五輪出場。父譲りのダイナミックなジャンプで日本男子では2005年小塚崇彦、09年羽生結弦、14年宇野昌磨以来4人目の優勝を目指す。

 体内に宿る五輪の遺伝子。06年トリノ大会と同じリンクに立った鍵山の気持ちが高揚した。「(トリノ)五輪の会場だったので楽しみにしていた。滑ってみてすごく滑るリンクだなと。自分にあった硬さ」。初滑りで好感触を得た。自己ベストの245・35点は出場6選手中、ロシアのサムソノフの250・51点に次ぐ高得点だ。

 ショートプログラム(SP)の曲かけは3回転半、3回転ループ、ルッツ―トウループの連続3回転を着氷。ノーミスで前日練習を終えた。今季からフリープログラムに入れている4回転トウループを練習中に成功させた。「みんな安定した演技をしてくる。ジャンプだけでなく、ステップ、スピンもレベルをそろえられるように頑張りたい」と語った。

 父でコーチの正和さんは今大会は帯同せずに、日本で応援する。出発前に「ここ最近調子が上がってきたので、思い切ってやってこい」と言葉をかけてもらった。

 11月の全日本ジュニアでは国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、ジュニア世界最高得点を上回る251・01点で優勝するなど調子を上げている。「早く試合がしたい。初めてなのですごく緊張すると思うけど、思い切って挑戦したい」。“北京の星”が5年ぶりの日本勢Vから世界に羽ばたく。

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