石川遼、最年少生涯賞金10億円到達へ勝つのみ「今季始まる時から狙っていた」

プロアマ戦の12番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・相川 和寛)
プロアマ戦の12番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・相川 和寛)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー最終戦 日本シリーズJTカップ(5日から4日間、東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)

 男子プロゴルフツアーの今季最終戦、日本シリーズJTカップは5日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)で行われる。2年連続11度目出場の石川遼(28)=カシオ=は2015年大会優勝を含む過去7度トップ10入りの得意コースを制し、「今季始まる時から狙っていた」と語る史上最年少28歳82日での生涯獲得賞金10億円突破を狙う。

 得意コースに胸が弾む。石川は15年大会で初メジャー制覇し、昨年は小平智、韓国の黄重坤と3人によるプレーオフで2位。難関コースを前にしても「2位は『負けた』という感覚はあまりなくて、いいイメージ。グリーン上勝負になる。今年は特に速くて難しいけど、やっぱり面白い」。この日はプロアマ戦で調整し、1年ぶりタッグを組む佐藤賢和キャディー(39)と話しながら笑顔を振りまいた。

 前週で10年ぶりの賞金王は消滅したが、大記録を目前とする。生涯獲得賞金は9億7235万4906円。優勝して賞金4000万円(単独2位で1500万円)を加算すれば、17年に達成した池田勇太の31歳269日を超える最年少10億円突破となる。「実は今季始まる時から狙っていた」と明かした。「お金のためだけでプレーしていないけど、プロアスリートをはかる上で分かりやすいし、子供たちにも分かりやすいかな。頑張ります」と力を込めた。

 名物ホールの18番は奥から手前にかけて急激な下り傾斜で、ツアー屈指の超高速グリーンだ。昨年は4日間を通じて、3人しかバーディーを奪えず、自身は過去10度出場のうち、アマチュアで出場した07年の第4Rを含め3度のみ。「4日間。パープレーをして万々歳だと思うけど、自分は1つでもバーディーを取りたい。あそこで取れるゴルフができれば喜んでもらえるかな」と攻めるつもりだ。

 未勝利で迎えた昨季とは異なり、今季はメジャーの日本プロ選手権でツアー3年ぶり優勝を果たすなど、2勝を挙げて乗り込んだ。「コースは頭に入っているけど、今年なりの自分の癖もあって、コースも違って見える。記憶に頼るより新たな気持ちでやりたい」。15年以来、4年ぶり大会制覇で大台を突破し、充実の1年を締める。(宮下 京香)

 ◆生涯獲得賞金 日本男子ツアー歴代最高額は、ツアー史上最多94勝で史上最多12度の賞金王に輝いた尾崎将司の26億8883万6653円。通算31勝で歴代2番目の5度賞金王となった片山晋呉が、22億1978万7405円で2位となっている。10億円超えは計13人。ツアー通算51勝の青木功は9億8065万2048円の14位。一方、国内女子ツアーはツアー通算50勝を挙げた不動裕理の13億6402万3382円が最高額となっている。

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