静岡高・松下、創価大に合格 夏602球鉄腕「気持ちを前面に出す投球で全国制覇」

創価大に合格した静岡高野球部のエース・松下
創価大に合格した静岡高野球部のエース・松下

 今夏の甲子園に出場した静岡高野球部でエースを務めた松下静(じょう)投手(3年)が4日、東京新大学リーグ1部の強豪・創価大のスポーツ推薦入試に合格した。昨夏の甲子園で本塁打を放った常葉大菊川高の伊藤勝仁外野手(3年)は法大に合格した。

 夏の県大会全7戦のうち6試合に先発し、計602球を投げた静高の鉄腕・松下が創価大に進む。「気持ちを前面に出す、自分らしいピッチングで全国制覇に貢献したい」と決意。創価大は東京新大学リーグ1部の秋季リーグで2位。松下がさらにここから押し上げる。

 今夏は「気迫」で静高を県制覇に導いた。MAX138キロながら、丁寧にコースを突き、鋭いスライダーを低めに集め、勝負どころではキレのいい直球で三振を奪う。1回戦から3戦連続で完投。7回コールド勝ちした3回戦では、第1シードの浜松商を6安打に抑えて零封した。4回戦は休養も、準々決勝で延長11回134球を投げるなど、計5試合を1人で完投した。

 さすがに決勝戦は球が走らず、2回2失点で降板。「暑さと精神的なプレッシャーで、全身が痛かった」。目標だった甲子園のマウンドも、大会2日目になったため疲労が抜けず、3回3失点で降板。津田学園(三重)に1―3で敗れ、悔し涙を流した。

 それでも、春の中部大会初戦敗退からの下克上を達成。「内容の濃い、充実した3年間でした。夏の大会のすべての試合が印象に残っています。成長できた」捕手として球を受け続けた小岩和音・前主将(3年)は「負けん気が強かった。根性で投げていました」と褒める。走り込みで下半身を鍛え込む毎日。新たなステージでも、正確なコントロールと球のキレで勝負する。(里見 祐司)

 ◆松下 静(まつした・じょう)2002年3月3日、掛川市生まれ。17歳。大坂小2年で野球を始め、大浜中でエース。171センチ、74キロ。右投右打。血液型O。家族は両親と姉2人。

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