【DeNA】米通算70勝のバウアーが2軍施設に! NPB入りを熱望「引退する前じゃないときに」

 米大リーグで5年連続2ケタ勝利の実績を誇るレッズのトレバー・バウアー投手(28)が4日、神奈川・横須賀市内のDeNA2軍施設「DOCK」を訪問した。グラウンドやウェートルームなど施設を見学してから、室内練習場に移動。DeNA京山、桜井らとキャッチボールをして交流した。

 当時大学生だった巨人・菅野、沢村、日本ハム・斎藤佑、ソフトバンク・東浜らが出場し、日本で行われた第37回日米大学野球選手権大会の米国代表として来日経験のあるバウアー。11年のドラフト1巡目(全体3位)でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)からDバックスに入団したが、条件面で折り合いがつかなかった場合はNPB入りも検討していたという日本愛の持ち主で「いつか分からないけど、引退する前じゃないときに(NPBに)来たい。日本でプレーすることをイメージしたこともある」と話した。

 日本の印象を「町がきれい。靴を脱いで部屋に入ることはまだ慣れないけどね。また日本に来たい」と話した右腕。DeNA2軍施設も「素晴らしいと思う。寮が隣にくっついていることはアメリカではないからね。練習したいときに出来る環境は素晴らしい」と感心しきりだった。

 バウアーはプライベートで来日中。米国視察中に知り合ったDeNA・壁谷戦略部長が親交を深め、右腕が「DOCK」に興味を示し、DeNAがバウアーを招待することになった。メジャーリーグでエース級の働きをするトップ選手が、NPB球団の施設に足を踏み入れることは極めて異例だ。

 バウアーは12年11月にインディアンスに移籍すると、2015年から先発ローテの中心として頭角を示した。14年までの3年間は通算7勝も、15年に初の2ケタ勝利となる11勝。16年にはワールドシリーズにも出場して2試合に先発した。17年に自己最多17勝。18年には初のオールスターにも選出され、今季途中にレッズに移籍した。これまで通算8年間で194試合に登板、70勝60敗1セーブ、防御率4・04の成績を残している。

 マウンドでの実績は申し分ない右腕だが、ちょっとしたお騒がせ男としても有名だ。12年にはドラフト1巡目の超有望株ながら、同僚との衝突が絶えずにトレードで放出。16年のプレーオフ・リーグ優勝決定シリーズ中には、小型無人機ドローンを修理中に右手小指を切って負傷し、10針縫った。けがにも負けず強行先発するも、投球中に出血して1回で降板。今年7月には自身の投球にいらだち、交代を告げられると、ボールをセンター方向へ大遠投した。罰金処分となり、数日後にレッズへのトレード移籍が決まった。

 ◆トレーバー・バウアー(Trevor Bauer)1991年1月17日、カリフォルニア州ノースハリウッド生まれ。28歳。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ではコール(アストロズFA)と同学年だった。日本球界でも流行している米シアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で球速を一気にアップさせて、5年連続2ケタ勝利。右投右打。185センチ、92キロ。今季年俸1300万ドル(約14億円)。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請