巨人は4日、前日本ハムの田中豊樹投手(26)、前楽天の八百板卓丸外野手(22)と育成選手契約を結んだと発表した。背番号は田中が「018」、八百板が「009」となる。
田中は球威ある直球が魅力のリリーフ右腕。今季は1軍登板がなかったが、通算31試合に登板し、0勝0敗4ホールド、防御率5・10の成績を残していた。球団を通じて「早くチームにとけ込んで、支配下になって一軍の戦力になれるよう頑張ります。強いストレートで球場の雰囲気を変えるような投球をしたいです」と意気込んだ。
八百板は14年育成ドラフト1位で楽天入りした左打ちの外野手。17年に支配下登録され、18年には1軍デビューを果たした。同年は27試合に出場し、プロ初安打を含む7安打をマーク。今季は1軍出場はなかった。「子供の頃からテレビで巨人戦を見ていて、家族も巨人ファンです。リーグ優勝をした強いチームに入団できて光栄です。バッティングをアピールして支配下になり、一軍で貢献したいです」と意欲を見せた。