【日本ハム】近藤、FA封印で愛の3年契約「ファイターズにいたい」

会見で日の丸のついた扇子を手に花吹雪を舞わせた日本ハム・近藤(カメラ・秦 雄太郎)
会見で日の丸のついた扇子を手に花吹雪を舞わせた日本ハム・近藤(カメラ・秦 雄太郎)

 日本ハムは3日、札幌市内の球団事務所で契約更改を行い7選手がサインした。近藤健介外野手(26)は年俸変動制の3年契約を結び来季は5000万円増の1億5000万円でサイン(金額は推定)。順調なら21年中にも国内フリーエージェント(FA)権を獲得する見込みだが、22年シーズン終了後まではFA権を行使せず、札幌ドームでの日本一と首位打者獲得を目指す。

 近藤はえびす様のように目を細めた。3年の大型契約を結び、来季は5000万円増の1億5000万円でサイン。「ファイターズにいたいって気持ちが一番だった。(フロントと)お互いが話しあって良い契約になった」。21年中に取得見込みのFA権行使は封印。札幌ドームを本拠地とする22年シーズンまでの契約を結び「長い契約を頂いた。恩返ししないといけない」と日本ハム愛を口にした。

 相思相愛で結ばれた。吉村GMは3年契約の球団の意図を「今後何年かにわたって、パ・リーグで首位打者だったりのタイトルも含めて(期待できる)。そういう選手」と説明。今季は不振に苦しみつつも、138試合でリーグ6位の打率3割2厘を記録。最高出塁率のタイトルを獲得した。たぐいまれな打撃術を球団は「今年が彼の最低ラインくらい」と評価。来季以降の右肩上がりの成績を確信しての3年契約となった。

 東京五輪出場を狙う来季は、悲願の首位打者獲得を誓う。3年目となる鹿児島・徳之島自主トレでは、打撃改良にも着手予定だ。プレミア12優勝を果たした侍ジャパンでは巨人・坂本、楽天・浅村らとの打撃論議の中で「ボールの内側を打つ」感覚の重要性を再確認。「僕もイメージは分かる。いろんな球に対応できるようになるはず」と好打者特有の感性を磨き直して、来季に臨むつもりだ。

 名実ともに、看板選手。会見では「3年しっかりやって、また契約してもらえるように」と、北海道に骨を埋める覚悟も垣間見せた。球団と約束したのは、新球場移転前の日本一。北の大地に16年以来の“福”を呼び込むには、背番号8の力が必要だ。(秦 雄太郎)

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