マハタにアヤメカサゴ、五目ワクワク…洲崎沖

藤岡さんが釣った1キロ級のアオハタ(第2美吉丸で)
藤岡さんが釣った1キロ級のアオハタ(第2美吉丸で)

 南房・洲崎沖でマハタなどの根魚や青物釣りが好調だ。洲崎港の報知指定・第2美吉丸の乗合船では、イワシの泳がせで狙い、マハタは多い人で6尾を記録している。サイズは1~3キロ級が主体だ。ヒラマサやカンパチなどの青物もよく食ってくる。一度に根魚や青物の高級魚が釣れるので、楽しみ倍増だ。

 イワシの泳がせ釣りでは、何が食うかわからないのが魅力の一つだ。根周りを釣るのでマハタを筆頭にカンコなどの根魚が狙えるほか、この時期はヒラマサやカンパチ、ワラサといった青物も回遊してくる。釣れる魚は高級魚ばかり。竿を押さえ込むハタ類の重厚な引きや一気に走る青物の強烈な引きが一度に楽しめる。

 今回はマハタ狙いの仕立船に便乗した。この日は朝から北風が強く田邉吉宏船長(45)は、風陰となる西川名沖へ船を向けた。30分ほどで釣り場に到着。「水深35メートル、根掛かりに注意して下さい」とアナウンスした。しかし、北風が釣り人たちを苦しめた。田邉船長は「北風が強く釣り場が限定される。沖のポイントも狙いたいが」と唇をかんだ。ナギの日ならば、洲崎沖水深70~80メートルの深場でマハタが釣れるのだが、この日は浅場を離れることができなかった。

 本命のマハタは1尾釣れたが、それっきり。しかし様々な魚が食ってきた。松戸市の三枝尚一さん(59)の竿先がいきなりギュンと引き込まれ、30センチほどのアヤメカサゴを釣った。「ハリス8号の仕掛けに食って来ましたよ。底から2メートルほど仕掛けを上げ大型を狙っているのだが」とかわいいゲストに苦笑い。

 文京区の藤岡毅さん(53)には、ゆっくりと引き込むアタリが来た。リールを巻き始めると竿先にグーと重みがかかり、海面へ引き込まれる。水面に現れたのは1キロ前後のアオハタだ。「最初のアタリは竿がただ押さえられた感じだったので、また根掛かりかと思いましたよ。今回新調した電動リールで(魚が)取れたので良かったです」と笑顔を見せた。

 第2美吉丸では、11月20日にマハタ0・5~3キロを1人で6尾上げた。アオハタやホウキハタも食った。そのほかの日も多い人でマハタ4~6尾と好調。カンパチなど青物も交じっている。「今年は全体的に昨年より型が良いです。根魚釣りは来年4月までできます。これから数釣り、大型狙いともに期待出来ますね」と田邉船長は見ている。(田中 清)

 ◆めも イワシの泳がせ五目釣りの近況、乗合船は洲崎港第2美吉丸(TEL090・7008・0802)。乗合船は午前6時と午後1時に出船。料金は氷つきで午前、午後ともに1万円。餌の生きイワシは別料金。仕立船は6人まで6万円、1人増すごとに1万円。(午後便は5万4000円、1人増すごとに9000円)。詳細は要確認。貸し竿、仕掛け常備。駐車場完備。

 このほか、大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)からもマハタを狙う乗合船が出る。

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