西武は3日、中日を退団し自由契約となった松坂大輔投手(39)と契約合意に達したことを発表した。14年ぶりの古巣復帰で、背番号は「16」に決まった。
松坂の入団を受け、辻発彦監督(61)と、ともにプレーした松井稼頭央2軍監督(44)がコメントを発表した。
辻監督「彼にとってはプロ野球生活をスタートしたチームですし、集大成だと思って頑張ってくれるだろうと思っています。後輩の手本になってほしい、と言うつもりはなく、自分のことを一生懸命頑張ってくれる姿が、結果として後輩たちの手本となり、そしてチームの勝利に貢献してくれれば、と期待しています。」
松井2軍監督「大輔の復帰を聞いて、率直にうれしく思います。そして、この日をライオンズファンの皆さんも、大輔本人も楽しみにしていたのではないでしょうか。1999年、本当にとんでもないルーキーが入ってきた、と感じたことを思い起こします。球の速さだけではなく、すごいものを持っていた。衝撃を受けましたね。大輔にはまず、おめでとう、と言いたい。僕は2軍監督なので立場は違いますが、また同じライオンズのユニフォームでやれることを楽しみにしています」