【宏太’Sチェック】来季上位進出へ守備の決め事必要

前半4分、先制点を決め仲間と喜び合う札幌FWジェイ(左)
前半4分、先制点を決め仲間と喜び合う札幌FWジェイ(左)

◆明治安田生命J1リーグ第33節 鳥栖0―2札幌(30日・駅スタ)

 今季を象徴するような鳥栖との戦いだった。守備よりも得点というのが札幌のスタイルだが、GKの具聖潤がしっかり守ってくれる強みがある。彼がいなかったら負けていたかもしれない程、素晴らしいプレーを見せてくれた。ただ来季より上を目指すなら、守備の決め事も必要になってくる。

 シュートというのは打たせていいものと、回避しなければいけないものがある。鳥栖戦でも、もう少し体勢が良ければ決められていたという場面があった。中にパワーを持って入って来られていいタイミングでボールを入れられたら、防ぐのは厳しい。入られ方に対してうまくカバーしたり、クロスを上げるタイミングを遅らせるとか工夫して、失点を減らさないといけない。

 足りない部分こそ出たが、後半に押し込まれても勝てたのは大きい。終盤に入って疲れが目立つ選手もいる現状では、ジェイが1トップに入った形が合っている。彼は自分の仕事を、それ以上もそれ以下もしない。悪い意味ではなく、余計な動きをしないスタイルなので、前にボールを出せばいてくれるし、外に出た時は中でしっかり構えている。彼が来年もいるのはプラスだし、13点目を挙げた武蔵も連係面を更に深めていけば、能力的には来季はもっと点を取れる。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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