【ロッテ】佐々木朗希と契約同席の母・陽子さん、献立に「ダメ出しされます」

契約の席に着いた佐々木と母・陽子さん(右端)
契約の席に着いた佐々木と母・陽子さん(右端)

 ロッテからドラフト1位指名された佐々木朗希投手(18)=大船渡高=の入団が30日、決まった。岩手・大船渡市内のホテルで入団交渉を行い、高校生ながら新人選手の最高条件となる契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意。最高条件での合意は球団高卒投手史上初、甲子園未経験の高卒選手としても史上初となった。背番号は17番に決定。〈1〉沢村賞〈2〉170キロ〈3〉大谷超え―を目標に掲げた。

 契約の場に同席した佐々木の母・陽子さん(46)が息子の成長を願った。「家では普通の18歳なんですけど、しっかりしているので何とかやっていけるのではないかと思う」と目を細めた。佐々木は岩手・陸前高田市出身で、東日本大震災で父親を失い、家も津波で流されて大船渡市へ移住。苦難を乗り越えてプロ入りを実現した。朗希の体のことを考えて食事面でサポートをしている陽子さんだが、「いろいろと細かく注文されますね。果物と乳製品が足りなかったり、ダメ出しもされます」と笑っていた

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