清原和博氏“監督デビュー”…トライアウトで背番「3」披露「声援は人生の力になる」

生還した選手をベンチで迎える清原監督(右は入来氏)
生還した選手をベンチで迎える清原監督(右は入来氏)
トークセッションでゲストの東尾氏(左)におなかを触られる清原監督
トークセッションでゲストの東尾氏(左)におなかを触られる清原監督

 元プロ野球選手の清原和博氏(52)が30日、国内外のプロ・アマの野球選手向けの「ワールドトライアウト2019」で“監督デビュー”を果たした。国内外から集まった26人の選手を指揮。トークショーで対談した東尾修氏(69)からはNPB復帰への太鼓判を押された。トライアウトのMVPには西武から戦力外通告を受けた元巨人・高木勇人投手(30)が2回無安打無失点の好投で選出された。

 ベンチの中でも主役の存在感は、群を抜いていた。神宮の一塁ベンチに腕を組んで腰掛けた清原監督は、ナインに積極的に声をかけるなど、笑顔だった。「若い選手と同じ空間にいて、感無量でした」。集まった約2500人のファンからも人一倍の声援を浴びた。

 うれしいサプライズも待っていた。西武時代の監督だった東尾氏とのトークショー。東尾氏が「いずれNPBのユニホームを着て本当の復帰ができるように応援してください」とファンに同意を求めた。すると「待っているぞ!」という声が飛び交い、清原氏は「グラウンドで声援を頂いたのは、人生の力になると思う。目標を持って頑張りたい」と意欲を示した。

 いばらの道であることは理解している。試合後の会見。今後について問われると自ら切り出した。「まだ薬物依存の治療もあるし、執行猶予もあるので、足元を見つめながら野球を大切にやっていきたい」。16年2月に覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕。同年5月には懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決となり、現在も治療を続けている。

 04年6月には2000安打を放った思い出の神宮での背番号「3」のユニホーム姿。ワールドトライアウト社も清原氏のステップアップを望んだ。前向きな意味で来季の監督継続について、加治佐平代表取締役CEOは「次のステージに行っていただきたい」と話し、白紙であることを強調した。「いろんなチャンスを自らつかんでいってほしい」。ナインへ向けた清原氏の言葉は、自分にも言い聞かせているようだった。(安藤 宏太)

生還した選手をベンチで迎える清原監督(右は入来氏)
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