さあラグビー早明戦 未来の日本代表は? 推しメンは誰にする? 楽しみ方色々

早大・斎藤直人
早大・斎藤直人
早大の斉藤主将
早大の斉藤主将

 関東大学ラグビー伝統の一戦、早大対明大が12月1日に秩父宮ラグビー場で行われる。25年ぶりに全勝で優勝をかけて激突する。チケットはすでに完売。中継するNHKのゲスト解説はW杯日本代表SO田村優(明大―キヤノン)、FB山中亮平(早大―神戸製鋼)が務める。盛り上がることは間違いない。

 と、ここまで読んで「どっちのOBでもないから関係ない」、「大学ラグビーには興味がない」と思ってぺージを閉じようとした方、ちょっと待っていただきたい。未来の日本代表を探す、という視点で試合を見るのはどうだろうか。

 今回のW杯では昨年度まで大学選手権9連覇の帝京大OBから7人が選ばれたほか、多くの選手が大学ラグビーでしのぎを削った。田村と山中のように高校や大学で同期だった、ヘル・ウヴェ(ヤマハ発動機)と山梨学院大出身のラファエレ・ティモシー(神戸製鋼)は入れ替え戦を戦った、などの豆知識や関係性を知れば、2023年W杯フランス大会での楽しみが増える。

 早大の主将SH斎藤直人は来季のサンウルブズ第一次メンバーに日本選手で唯一名を連ねている。19年W杯代表候補にも学生でただ一人入っていた。「自分はまだ代表には足りない」と痛感し、2023年に向けて優勝した南アフリカSHデクラークらを参考に「体が小さいことを言い訳にしない」プレーを模索している。SO岸岡智樹は教育学部数学科の理系司令塔。昨年55メートルのDGを決めたロングキックはもちろん、SNSでの積極的な発信も魅力がある。

 明大の主将フッカー武井日向は国学院栃木出身で、高校でも先輩にあたる田村優が注目選手に挙げた。24日の帝京大戦では約40メートルを走ってトライし、田中澄憲監督を「意外と足が速い」と驚かせた。東福岡高で主将を務め3冠を達成したロック箸本龍雅(3年)も将来が期待される逸材。もちろん、他にも自分の“推しメン”を探しながら見るのもオススメしたい。

 数々の名勝負を繰り広げてきた両校の、意地がぶつかりあう楽しみはもちろんある。ただ、それだけではない見方もあっていいのではないだろうか。W杯後、女性や子供の姿が増えた大学ラグビーの会場で取材していると、そんなことを思う。(大和田佳世)

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