【巨人】鍵谷、ロペスに浴びたセの洗礼 移籍初登板の1球が成績向上の糧に

巨人の鍵谷陽平投手
巨人の鍵谷陽平投手

 巨人の鍵谷陽平投手(29)は今季途中からブルペンの一角としてリーグ優勝に大きく貢献した。

 開幕から日本ハムでプレーし1軍で18登板、0勝0敗1ホールド、防御率5・94だった。6月に宇佐見と吉川光、鍵谷と藤岡という2対2のトレードで日本ハムから巨人に移籍。その後は1軍で27登板、0勝2敗6ホールド、防御率3・00を残し、チームに貴重な速球派の中継ぎ右腕として欠かせない存在になった。

 なぜ、移籍後に成績が向上したのか。鍵谷はセ・リーグでプレーして感じたこととして「球場の違いをすごく感じました。札幌ドームは(広いため)外角にしっかりと投げれば大ケガ(長打)はないと思っていた。セ・リーグは、投球を組み立てて、内角にも投げていかないといい打者に通用しない。勉強していかないといけないと思いました」と振り返る。

 それを痛感したのが7月5日のDeNA戦(東京D)だったという。巨人に移籍後初の1軍登板。大量リードで勝っている場面とはいえ、ロペスに左翼席への2ランを浴びた。「初登板でロペス選手に浮いた変化球を簡単にホームランにされてしまったので。最初に強く感じました」

 パ・リーグはソフトバンクの本拠地・ヤフオクD(来季からペイペイD)やロッテの本拠地・ZOZOマリンにホームランテラスが設置され、従来より本塁打が出やすくはなったが、鍵谷が長年プレーしたのは広い広い札幌D。東京Dをはじめ神宮、横浜など本塁打が出やすい球場でプレーすることになり、外角一辺倒では通用しない、と強く感じたという。

 実際に内角高めを速球で攻める場面は何度もあり、セの強打者と真っ向勝負を挑んでブルペンを支えた。

 来季は背番号が「32」から、今季まで宮国が着けていた「30」に変更(宮国は「58」に変更)。速球が武器だった江川卓さんがかつてつけた背番号だ。「自分はストレートが軸の投手。ストレートで押していけるように、江川さんのような力強い真っすぐが投げれる投手を目指していきたいです。日本一が一番の目標。1年間1軍で投げて、50試合投げたい」。ロペスへの1球を糧に、来季は開幕から巨人でフル回転する。

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