西川きよし「後にも先にも中曽根さんだけ」初登院の首班指名で元首相からの電話に仰天

86年7月、参議院初登院を前に国会議事堂前でガッツポーズする西川きよし
86年7月、参議院初登院を前に国会議事堂前でガッツポーズする西川きよし

 「戦後政治の総決算」を掲げ、国鉄(現JR各社)などの分割・民営化を実現した元首相の中曽根康弘氏が29日午前7時すぎ、老衰のため、東京都内の病院で死去した。101歳だった。

 1986~2004年に3期18年間にわたって参院議員を務めたお笑いタレント・西川きよし(73)は、スポーツ報知大阪発行版の2013年インタビューで、中曽根元首相からもらった感激の電話のエピソードを明かしている。

 強烈な思い出として残っているのは、参院議員に初当選したばかりの86年。初登院の首班指名で投票して大阪へ帰り、風呂でくつろいでいると、弟子が「中曽根さんという人から電話かかってます」と伝えてきた。

 きよしは「中曽根? これからは、どんな人から電話かかってくるか分からへん。対応は気を付けえよ。そんな人は知らんから、上手に断っとけ」と弟子をしかると、「自由民主党の内閣総理大臣の中曽根康弘とおっしゃってますが…」。きよしは「なんでお前、それを先に言わへんねん!」と、あわてて風呂から飛び出したという。

 中曽根元首相は、きよしが電話を取ると再び、肩書付きのフルネームで名乗り、「本日は首班指名に中曽根康弘とお書きいただいてまことにありがとうございます」と、売れっ子漫才師とはいえ、国政の1年生に丁寧なお礼を述べたという。

 政界トップからの突然の電話は、中曽根元首相と同郷の小渕恵三元首相の“ブッチホン”が有名だが、国政駆け出し時にもらった“ヤスホン”を振り返り、きよしは「うれしかったですわ~。後にも先にも(首班指名の)お礼でお電話がかかったのは中曽根さんだけです」と感激を口にしていた。

86年7月、参議院初登院を前に国会議事堂前でガッツポーズする西川きよし
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