【横浜M】FW仲川輝人、出場5戦連発でV決める「ファンの方々に優勝を届けたい」

ミニゲームでシュートを放つ横浜M・仲川(カメラ・宮崎 亮太)
ミニゲームでシュートを放つ横浜M・仲川(カメラ・宮崎 亮太)
J1第33節の行方
J1第33節の行方

 J1は30日、各地で第33節が行われる。首位の横浜Mは敵地で川崎に勝利し、2位F東京が浦和に敗れれば、2004年以来15年ぶり4度目のリーグ制覇が決まる。非公開で最終調整したFW仲川輝人(27)は、高校まで下部組織に在籍した“古巣”から自身初の出場5戦連発を奪い、優勝に導く覚悟を示した。F東京は今季、2位以下で迎えた試合は9戦全勝。“吉兆の2位”から逆転Vを目指す。

 前節に首位に立った横浜Mは、今季初めて追う側から追われる側に回った。それでもFW仲川は冷静に言葉を並べた。「いつも通り変わりなくやれている。楽しみながら。得点して勝てれば最高ですね」。散髪したての髪をなでながら笑った。

 10月5日の磐田戦から出場4戦連発中。今月9日の札幌戦で50メートルを独走し、同23日の松本戦では相手DF5人を振り切り、ネットを揺らした。スーパーゴールを立て続けに決め、通算14ゴールで得点ランク2位タイに浮上。「ドリブルをしていても相手の動きがゆっくり見えるし、シュートの感覚もコースもイメージ通り。良い“ゾーン”に入っている」と表現した。

 川崎戦で思い返されるのは、6年前の13年。横浜Mは首位で最終節を迎えながら敵地で0―1と敗れ、広島に優勝をさらわれた。当時を知るメンバーはDF栗原とMF喜田だけになったが、大学3年生だったFW仲川は等々力のスタンドからピッチを見つめていた。「しっかりと頭に刻まれている。悔しがる選手の顔も、サポーターの姿も。優勝することが、どれだけ難しいことか分かった。だからこそ、ファンの方々に優勝を届けたいし、共に喜び合いたい」とリベンジを期した。

 小学校から高校まで下部組織で育った“古巣”との一戦。チケットは完売し、記憶に残る神奈川ダービーになる。「川崎を超えないと王者になれない。残り2試合とも勝って気持ちよく優勝したい」。舞台は整った。5月3日の広島戦で令和1号ゴールを奪った男が名門を復活させ、令和元年のシーズンを締めくくる。(田中 雄己)

 ◆仲川 輝人(なかがわ・てるひと)1992年7月27日、川崎市生まれ。27歳。川崎の下部組織、専大を経て2015年に横浜M入り。16年9月にJ2町田に期限付き移籍し、17年7月にJ2福岡に期限付き移籍。18年に横浜Mへ復帰。J1通算61試合23得点、J2通算30試合3得点。

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