元首相の中曽根康弘氏、97年「大勲位」受章

82年11月、中曽根首相が誕生し、貸している私邸にお祝いに訪れた長嶋茂雄氏
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歴代の長寿首相ベスト5
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 「戦後政治の総決算」を掲げ、国鉄(現JR各社)などの分割・民営化を実現した元首相の中曽根康弘氏が29日午前7時すぎ、老衰のため死去した。101歳。安倍晋三、佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎各内閣に次ぐ戦後第5位の長期政権を担った。外交面ではレーガン米大統領と信頼関係を築き、日米関係を大きく前進させた。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。

 中曽根氏は、1997年に大勲位である「菊花大綬章」(きっかだいじゅしょう)を受章した。大勲位とは、明治時代に制定された国から贈られる勲章のうち最高位のもので、菊花章頸飾(きっかしょうけいしょく)と、それに次ぐ菊花大綬章の2種類がある。内閣府が定めた授与基準では、「旭日大綬章又は瑞宝大綬章を授与されるべき功労より優れた功労のある方」となっている。

 菊花章頸飾の受章者で存命なのは、日本では上皇さまと天皇陛下のみ。菊花大綬章の受章者の大半は皇族と外国元首で、それ以外の受章者のほとんどは総理大臣経験者となっている。生前叙勲は少なく戦後では中曽根氏のほか、吉田茂、佐藤栄作の3人しかいない。

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