東北福祉大に甲子園3人衆が合格…プロ指名漏れの日大山形・渡部「もう1度レベルアップしてプロを」

東北福祉大に合格し、ガッツポーズする日大山形・渡部
東北福祉大に合格し、ガッツポーズする日大山形・渡部
バットを手に笑顔でガッツポーズする盛岡大付・峰(左)と平賀(右)
バットを手に笑顔でガッツポーズする盛岡大付・峰(左)と平賀(右)

 日大山形(山形)の渡部雅也捕手、盛岡大付(岩手)の峰圭哉内野手と平賀佑東外野手(いずれも3年)の甲子園を経験した3選手が仙台六大学リーグの強豪・東北福祉大に合格したことが29日、明らかになった。プロ志望届を出したが指名漏れした渡部は、4年後のプロ入りへ更なる成長を決意。峰と平賀は高校で磨いた強打で勝負すると意欲をみせた。

 4年間でプロに必要とされる力をつける。ドラフト会議で指名されず、東北福祉大への進学を決めた日大山形・渡部は「(指名されなかったのは)何かが足りないということ。大学でもう1度レベルアップして、プロを目指したい」と前を向いた。2018年春のセンバツに出場(智弁学園に敗れ初戦敗退)。逆方向にも長打を打てるパワーが持ち味の打撃は自信があるだけに、福祉大で鍛えたいのは捕手としての“総合力”だ。

 10月の明治神宮大会東北地区代表決定戦(仙台市民)を観戦。福祉大の主将・岩崎魁人捕手(4年)の動きに目を奪われた。渡部は「ピンチでもないのにタイムを取ったり声をかけたり、間の使い方がうまいと感じた。配球面も(自分とは)違うし、もっと勉強しなきゃと思った」。プロ選手を多数輩出しているチームで多くを学び、力を伸ばすつもりだ。

 今夏の甲子園に出場した鶴岡東(山形)の大井光来捕手(3年)ら、同期のライバルも多く入部する。「(福祉大は)全国でもトップレベルの選手が集まってくる。そこで捕手として成長しないといけない」と意気込んだ渡部。4年間で一歩ずつ、プロ入りへ近づいてみせる。(有吉 広紀)

 ◆渡部 雅也(わたなべ・まさや)2001年9月12日、福島・大熊町生まれ。18歳。大野小で野球を始め、中村一中では宮城・仙台南リトルシニアに所属。日大山形では2年春にセンバツ出場。182センチ、87キロ。右投右打。家族は両親と妹、祖母。血液型B。

 高校3年間で培ってきた“武器”を大学でも磨きあげる。今春のセンバツに出場した盛岡大付・峰と平賀が、大学でも打撃をアピールしていく。「(自分は)簡単に終わる打者じゃない。追い込まれても粘っていく」と峰が話せば、「フルスイングと言われ続けてきた。それは貫いていかないといけない」と平賀。木製バットとなるため、2人とも打ち方を“木製仕様”に調整中。強打を発揮できるように日々修正を重ねる。

 福祉大にいる先輩からは「(金属と木で)バットが変わると打ち方が変わる」(峰)、「自分自身で追い込んでやらないと勝てない」(平賀)と助言をもらったと明かす。4年間で走攻守三拍子ともレベルアップさせていく中で、まずは打撃でチャンスを切り開く。(有)

 ◆平賀 佑東(ひらが・ゆうと)2001年12月18日、岩手県盛岡市生まれ。17歳。本宮小で野球を始め、大宮中では滝沢いわてリトルシニアに所属。盛岡大付では3年春にセンバツ出場。181センチ、72キロ。右投左打。家族は両親と兄。血液型O

 ◆峰 圭哉(みね・けいや)2002年3月11日、栃木・上三川町生まれ。17歳。明治小で野球を始め、明治中では小山ボーイズに所属。盛岡大付では3年春にセンバツ出場。175センチ、64キロ。右投左打。家族は両親と兄2人。血液型A

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