アイスホッケー日本代表GK佐藤が名門・東洋大へ進学…元NHL福藤「毎年レベルアップ」

11月のユーロチャレンジで共にプレーした佐藤(右)と福藤(日本アイスホッケー連盟提供)
11月のユーロチャレンジで共にプレーした佐藤(右)と福藤(日本アイスホッケー連盟提供)

 アイスホッケー男子日本代表のGK佐藤永基(白樺学園3年)が来春、日本学生選手権(インカレ)優勝10度を誇る名門・東洋大に進学する。高校1年から年齢制限のないフル代表に選ばれた“男子アイスホッケー界期待の星”は「大学4年間でチームを勝たせられるようなGKになりたい」と、新天地での青写真を描いた。

 北海道・苫小牧市出身の佐藤は、白樺学園で頭角を現した。沼ノ端小2年時に白樺学園の試合を見て入学を決意。174センチと選手としては小柄だが、鋭い直感力と抜群のパックコントロールを武器に、わずか16歳でフル代表入りするなど“スーパー高校生”と称された。湊谷匡晃監督(58)は「将来は上で活躍できる選手」と期待を寄せる。

 今月、ポーランドで開催された世界大会「ユーロチャレンジ」では、イタリア戦の第2ピリオド途中から出場。無失点で日本の勝利に貢献した。日本人で初めて北米のプロリーグ・NHLでプレーした福藤豊(37)=現日光アイスバックス=ですら、代表入りしたのは高3で、高校生での世界大会出場はない。福藤も「2年前から見ているが、毎年レベルアップしている」とその成長に舌を巻く。

 男子日本代表は来年2月に北京五輪予選(スロベニア)が控えるが、その前に高校最後の全国総体がある。昨年は決勝で駒大苫小牧に敗れただけに、佐藤は「最後は勝って終わりたい。その“先の夢”もあるので、大学に入ってレベルが落ちたとは言われたくない」。大学からプロ入り、NHL出場へ―。夢に向け成長を続ける。(清藤 駿太)

 ◆佐藤 永基(さとう・えいき)2001年5月23日、苫小牧市生まれ。18歳。5つ上の兄の影響で5歳からアイスホッケーを始める。沼ノ端小1年からGK一筋。苫小牧東中から白樺学園に進み、高校1年から正GKとして公式戦出場。1年時に全国総体優勝。家族は両親と兄、三つ子の兄、姉。174センチ、70キロ。右利き。

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