元AKB48の内田眞由美(25)が29日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。アイドルを卒業し、焼き肉店の経営者として奮闘する近況を公開した。
内田は2007年、13歳の時にAKB48に5期生として加入。しばらく人気が出ずに鳴かず飛ばずの状態だったが、「ヘビーローテーション」が大ヒットした2010年、当時のAKBグループ全51人が出場した「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝し、19枚目のシングル「チャンスの順番」でセンターを務めた。
しかし、16歳でこのセンターポジションを手にしたことが、アイドル人生を狂わせた。AKBのファンから「あんなブサイクがセンターって違和感」「しょせん運だけのまぐれセンター」といった誹謗(ひぼう)中傷をSNSなどで浴びせられ、自宅で家族と口もきかなくなるほどの、つらい日々が続いた。
さらに決定的だったのは2011年に出演したAKBのコント番組。メンバーたちがそれぞれ楽しそうな役を演じるなかで内田だけ、まったくセリフのない「岩」の役だった。この屈辱に「もうアイドルとしては輝くことができないんだな」と感じ、17歳で引退を決意したという。
そして5年前、20歳のときに銀行から5000万円を借りて東京・新大久保に焼き肉店をオープン。「あの悔しさをバネにしたい」と店名を「焼肉IWA」として看板を掲げた。両親が八王子市で精肉店と焼き肉店を経営しているため、材料は実家から仕入れ、名物メニューも「岩カルビ」と名付けた。アルバイト店員はAKBの元メンバーも多く、「アイドルに会える店」としても評判になって連日満席の盛況。借金を返済しながら内田は奮闘中だ。