中日の加藤宏幸球団代表(60)は29日、ナゴヤ球場で取材に応じ、交渉が難航していたジョエリー・ロドリゲス投手(28)を30日にNPBへ提出する保留者名簿に掲載しないと明かした。加藤代表は「ロドリゲスは保留者名簿から外します。代理人から『大リーグで探します』と返答があった」と説明した。今後ロドリゲスと大リーグ各球団との交渉が破談になった場合の門戸は閉ざさない方針だが、退団が確実となり、新外国人の調査を進めて行く。
ソイロ・アルモンテ外野手(30)は残留で基本合意に達している状況。R・マルティネス投手(23)は再契約へ向けた話し合いを続けているが、契約元のキューバ政府から「契約を精査したい」と返答を保留されており、同代表は「12月中旬に正式な返答がある」と説明した。