日本高野連が来春センバツから1週間500球以内の球数制限導入と来季から申告敬遠の適用を決定

スポーツ報知

 日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開き、来年の第92回センバツ高校野球大会(2020年3月19日から13日間・甲子園)を含む春季大会から、高野連主催大会期間中の1週間で1人の投手が投球できる総数を500球以内とする球数制限の導入を全会一致で承認した。3連戦回避の日程設定なども決まった。来春から3年間を試行期間とし、その間は罰則を設けない。また、2020年シーズンから申告敬遠を適用することも決まった。

 昨年12月に、新潟県高野連が1試合100球とする独自の投球数制限を導入を決めたこと(のちに見送り)をきっかけに、日本高野連は「投手の障害予防に関する有識者会議」を発足。4月から11月まで全4回の会合が開かれた。〈1〉日本高野連と都道府県高野連は主催大会で3連戦を回避する日程を設定し、ノーゲームでの球数も含むこと〈2〉加盟校は週1日以上の完全休養日を導入し、より積極的に複数投手を育成するよう留意すること〈3〉野球界全体で取り組むべき課題として指導者ライセンス制を検討することなどの答申をまとめた。

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