宝塚トップスター珠城りょう、トップらしくない役で“抑制の美学”を追求「自分の男役像が問われる」

スポーツ報知
珠城りょう(左)と美園さくら

 宝塚歌劇、月組トップスター珠城りょうが29日、東京宝塚劇場で「I AM FROM AUSTRIA―故郷(ふるさと)は甘き調べ―」の開幕前に取材に応じた。

 コメディー色強いウィーンミュージカルの日本初演で日本・オーストリア友好150周年記念公演として上演。老舗ホテルの跡継ぎを演じる珠城は「現代劇でフラットな人物の役。自分の男役像が問われる。まわりの共演者の方が個性的です」と説明。

 通常はトップスターが突出したキャラクターを演じるものだが、それを封印しなければならないような役。“抑制の美学”を追求しながら芸域を広げている。このところ急に冷え込み、外は冬らしくなったが「劇場は暖かい空気に包まれています」と話していた。

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