EXILE SHOKICHI、11年目でシングル初作曲「音楽で貢献したい思いあった」

本紙インタビューに答えるEXILE SHOKICHI(カメラ・小泉 洋樹)
本紙インタビューに答えるEXILE SHOKICHI(カメラ・小泉 洋樹)
EXILE SHOKICHI(カメラ・小泉 洋樹)
EXILE SHOKICHI(カメラ・小泉 洋樹)

 EXILE SHOKICHI(34)が作曲したEXILEのシングル「愛のために~for love, for a child~」が来年1月1日に発売される。2009年にEXILEに加入して12年に初めてEXILEに楽曲を提供。ついに表題曲を手掛けるまでになり「ずっとグループに貢献できるかを考えてきたからうれしい。(作詞の)ATSUSHIさんとクレジットが並ぶのは光栄です」と話した。今年はソロシンガーとしてアリーナツアーも成功させ「自分の中では第3章に入った感じ。新たなSHOKICHIワールドを作りたい」と手応えも感じている。

 12年にEXILEのアルバム収録曲「Everlasting Song」を作詞作曲し、作家デビューしてから7年。ついにEXILEのシングル(表題曲)を任されるまでになった。

 「今までEXILEの作品を何曲か作曲させていただきましたが、表題曲は特別な思いはあります。やっぱりEXILEでの自分の存在意義みたいのもずっと考えて、作詞だったり作曲だったりプロデュースだったり、そのミュージカリティーを高め、音楽でEXILEに貢献したいという思いがありましたから。なおかつ1月1日発売。LDHパーフェクトイヤーの幕開けの曲でもあるので責任も感じますが、やり続けてきてよかったなと思います」

 ―採用された経緯は。

 「夏ぐらいにメンバーで『次はこういう曲で』みたいな雰囲気があった中、そこで、すかさず自分の曲を提案したら、ATSUSHIさんが『この曲でいきたいね』と。もう『ヨッシャー』と心の中で拳握りました。詞がATSUSHIさんで僕とクレジットが並ぶんですよ。これがすごい光栄で最高です。レコーディングは神経使いました。セカンドの作品も自分の作詞なので、人の歌詞の曲を歌うのは久しぶりで、自分のパート以外のところも10回ぐらい通して歌い、詞を叩き込んでから自分のパートにトライしました。EXILEはLDHの母船ですからね。作品を作る時はどれも一緒の気持ちでやりますが、出来上がった時は感動というか特別な感じはありました」

 昨年、EXILEが3年ぶりに復活したが、個々に活躍して戻ってきたメンバーにパワーを感じたという。

 「NAOKIさんは俳優で頑張っていて海外から帰ってきたばっかりだったし、メンバーそれぞれグループとかでスキルアップしていましたね。見せられるフォーメーションや曲調など、できるものが増えたから、最初はものすごく模索していました。でも、ボーカルはATSUSHIさん、パフォーマーはAKIRAさん、頭がしっかりしていますからみんなで意見を出し合っても、最後は2人がまとめてくださるので楽です。ツアーが終わる頃にはすごいいいチームになっていましたよ」

 ―今年はソロでアリーナツアーを成功させた。

 「ツアーをやり切って、もっと達成感があるのかなと思ったら意外と冷静でしたね。もうちょっと若かったら『ヤッター』っていう感じがあったんでしょうが、そういうのも含めて世の中の構図を理解できるようになりました。僕のツアーはどのぐらいのリスクがあって挑戦できているのか。このスタッフの方は何を担当しているのかとか、それぞれ明確に感謝できるようになりました。自分にソロをやらせてくれたセカンドのメンバーへも。このライブで得たことをグループに持ち帰りたいと思ってました。それはファンの方に向けても一緒で、皆さんがいるからこそ自分がステージに立てている。ありがたいと思います。本音を言えばもっと本数やりたかったですね」

 EXILEにセカンド、ソロ活動をしているが、それぞれの違いを受け入れているという。

 「心持ちとしてはあまり変わらずEXILE SHOKICHIとして全部トライさせてもらっていますが、音楽のアプローチは違ってきます。人数が少なくなるとよりフットワークが軽くなるので、ソロの時には一番自由に自分の意思で挑戦できます。セカンドだと、ある範囲内で音楽のジャンルで探すという感じにはなります。メンバーのダンスのスタイルや好きなジャンルとか年代、それにビートとかも考えますね。これだったら踊りやすいとか、ネス(ミス)さんも歌いやすいだろうとか」

 ―EXILEはどういうアプローチになるのか。

 「EXILEに関して言うとより王道を行くというか…。分かりやすく言うと、セカンドやソロの時は曲を思い切りアレンジ利かせて、いきなりギターソロを入れたりコードやテンポも変えて『こんなのも楽しいでしょ』みたいなのを入れ込むんですが、EXILEは『Choo Choo TRAIN』とか、みんなが聴きたいポップな作品を届ける、というのがあります。長年応援してくれてどの曲も知っているファンの方もいますが、EXILEの場合はグレーゾーンのファンが多い。やっぱり大きな母船なので『この曲だけは知っている』というファンの方もいらっしゃる。絶対に聴いたことのある楽曲をそのまま届けるみたいな。でも、その中でちょっとだけアレンジしてワクワクをプラスして届けるイメージですかね」

 今年はTETSUYA、AKIRA、橘ケンチらセカンドのメンバー3人が一気に結婚を発表した。

 「喜ばしいですね。本当に心からうれしく思います。メンバー内ではけっこう(結婚を)考えている時とか教えてくれたりしてましたよ。『来年考えている』とか『そろそろかな』って。TETSUYAさんやTAKAHIROクンからお子さんの画像見せてもらうと『いいな』って思いますよ。僕、子供好きなのかな~。自分もいつかはと(結婚を)夢見ています(笑い)。セカンドは来年はライブをやりますが、メンバー半数が結婚している大人なステージを見せたいですね」

 昨年、LDHの中に自らKOMA DOGGというレーベルを立ち上げ、新人のBALLISTIK BOYZのミニアルバムに曲を提供するなどプロデューサー業にも忙しい。

 「常に自分でアクションを起こしていなければいけないと思っています。会社の中でもプロジェクトが多いので、自分から発信しないと全部がただ流れていくだけですから。Jr.EXILEへも『こんな曲もあるの、ぜひ使ってください』みたいなアプローチしてますよ。バリ(スティック・ボーイズ)の曲もそうですしファンタ(スティックス)の曲もそうです。彼ら(Jr.EXILE)のプロデューサーはHIROさんなので僕は提案するしかない。HIROさんから『この曲いいね。ちょっと頼むな』となって初めて動ける。バリの時もそういう感じです。バリに限らずJr.EXILE世代の音楽を発信する中心にいたいですね。どんどん提案して一個一個結果を出して、SHOKICHIブランドみたいなものを定着させたいです」

 AKIRAの「THE FOOL PROJECT」の第5弾(12月18日発売)では楽曲(「THE FOOL」)を提供した。

 「『HiGH&LOW』で使われたヘビメタな曲をAKIRAさんが気に入ってくれて『自分のプロジェクトで使いたいから、こういう感じの音楽作って』と言われたんですね。かなり抽象的なイメージだけ伝えられて作品にしたら『めちゃくちゃイメージにばっちり』って。そっからのAKIRAさんの行動力がすごかった。LAでのミュージックビデオ撮りでは『本物のパンクファンを呼んでリアリティーを出そう』って。現地のパンクのバンド集めて対バンですよ。ステージもない倉庫を借りて。怖そうな人がけっこう来て危なっかしい現場でした。AKIRAさんのコネクションがあってできたイベントでした」

 アーティストでありプロデューサーでもある。これからトライしたいのは何か。

 「今回、AKIRAさんがギターやっていたんですけど、またロック熱じゃないですけど、バンドとかもやってみたいと思いましたね。この前、DIR EN GREYさんの京さんがsukekiyoという別バンドをやっていて、お呼ばれされましたが楽しかったですね。それにhideさんの『ROCKET DIVE』をカバーしたり、ロックがすごく近くなってきてる。う~ん、バンドいいですね。とにかく僕の場合は挑戦あるのみですから。この前、なにかプレゼンした時にHIROさんに言われました。『テレビの通販番組みたいに次から次に出てくるな』って。そうした姿勢は持ち続けたい。今、僕は第3章ぐらいに感じています。まずLDHに入ってEXILEになり、そしてソロ、プロデュース業が本格化しました。これからSHOKICHIワールドを作っていきたいです」

 存在意義を見つけるためにプロデュース業に進出したが、今ではLDHでは欠かせない存在になっている。これからも天衣無縫の“憧れ力”を持って我が道を進んでいくだろう。(ペン・国分 敦、)

 ◆週5でサウナ

 ―素になれる時は。

 「サウナですかね。週5は行ってますね。昨日も行きました。まずはお風呂で芯から体を温めてからサウナに入ります。僕は入る分数とかあまり気にしなくて、汗が出てきて汗の塩味を感じながら限界まで入ってから水風呂に。これも限界まで入って、その後水風呂の横で椅子とかに座って休むと、頭がグラグラ切れる瞬間があって、あれ最高ですよね。『気持ちいい~』というか、あれのためにサウナに通っています。水風呂は休憩のためでサウナは水風呂のため。最終の5分の休憩のために入る感じです。ただ自分の体と相談しながらやっています。ゆっくり水分取りながら。自分は痩せようという魂胆ではなく、ただデトックスのために行っているだけです。なるべく体重減らないよう最後に体重量って、減っていたら水やポカリとか飲んで調整しています」

 ◆北海道ぶらり

 北海道出身の仲間と地元を巡る旅番組「EXILE TRIBE 男旅」(TOKYO MXテレビ他)ではおちゃめな面を見せている。

 「あの番組は自分のキャリアを作るというより、昔からの友達や弟(八木将康)と、ただぶらり地元を旅して『北海道最高だな』って言っているだけ。皆さんの知らない北海道を届けられたらいいし、リラックスしてやっています。元々はよりEXILE TRIBEを北海道で浸透させられたらいいというプロジェクトでしたが、やってきたらけっこう受けまして、老若男女の方々が楽しく見てくれているので、これも娯楽作品としていいのかなと。今度、ワイナリー企画がスタートします。昨日まで余市でロケでしたが、2日間、朝から夜までずっと飲んでいました。お酒好きなので楽しかったです。ワインは好きですね。でも全部(の種類)好きです(笑い)」

 ◆飽き性ゆえの守備範囲

 ロックにR&B、ヒップホップなど、さまざまなジャンルに精通しているのには、ある理由があるという。

 「僕、飽き性なんです。基本的に。スタジオにも長い時間は入らない。1曲作ってすぐ帰るみたいな。で、新しい曲ができたら『最高だな』って100回ぐらい聴くけど、飽きてまた新しいことをしたくなっちゃうんですね。『自分って何が優れているのか』って考えると、自分で作ったフレーズなんですが“憧れ力”なんです。マイケル・ジャクソン見たら『歌って踊れるポップなスタイル作りたいな』。ロック見たら『やっぱ俺ロック好きなんだな』とか。だからたくさんの楽器やっているのもそうで、エリック・クラプトンのライブ映像が出てくると『ギターで1回カバーしよう』。かと思うと『やっぱピアノおしゃれだな。練習しないとな~』って。基本、音楽からは離れられないけどジャンルに関してはかなり浮気します」

 ◆EXILE SHOKICHI(エグザイル・ショウキチ)本名・八木将吉。1985年10月3日、北海道苫小牧市生まれ。34歳。苫小牧工高から札幌国際大に進学。2007年に新生J Soul Brothersのメンバーとなり、09年EXILE加入。12年からEXILE THE SECONDとしても活動し、14年に「BACK TO THE FUTURE」でソロデビュー。今年、アルバム「1114」を発表し初のソロツアー開催。17年から「LDH music&publishing」の取締役を務めている。身長183センチ、血液型A。

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