川井梨紗子の父「確実に聞いた」 「残念ながら女」発言を否定の下池会長に反論

川井梨紗子
川井梨紗子
16年のリオ五輪、金メダルを獲得した川井梨紗子をねぎらう母・初江さん(中)と父・孝人さん(右)(共同)
16年のリオ五輪、金メダルを獲得した川井梨紗子をねぎらう母・初江さん(中)と父・孝人さん(右)(共同)

 レスリング女子57キロ級で東京五輪代表を決めている2016年リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(25)=ジャパンビバレッジ=が、石川県レスリング協会・下池新悟会長の“暴言”などを訴えた件で28日、川井の父・孝人さんがスポーツ報知の電話取材に応じた。同県の五輪内定者2人が「残念ながら女です」などと発言したことについて下池会長は真っ向から否定したが、孝人さんは「確実に聞いている」などと反論した。

 故郷で川井が打ち明けた県協会トップへの“告発”から一夜明け、父・孝人さんが騒動について語った。川井は27日、下池会長が今月中旬に「石川県には五輪の内定者が2人(川井と62キロ級の妹・友香子)います。しかし、残念ながら女です」と発言したと伝え聞いたことを明かした。それに対し、下池会長は同日、「事実無根」などと真っ向から否定。五輪金メダリストの告白は波紋を広げている。

 「残念ながら―」の発言があったとされる、全国高校選抜北信越大会(石川県)の会場には孝人さんもいたという。孝人さんは「確実に聞いている。(北信越地区の)他県の先生方も聞いていていて、あれはないよな、という感じだった」と反論。「男子の大会だったから『男も頑張れ』という意味合いだったのかもしれないが」としつつも、「もっと違う言い方があったのでは」と憤った。

 また下池会長が「リオの時も(協会で集めた渡航費など)100万円近くのお金を渡している」とした件について、孝人さんは「報道で(主張を)見たが、その事実はない」と否定。リオ五輪前の激励会では募金箱を持つように指示されたとし、「そのときは若い人たちが『僕らがやります』と言って代わりに持ってくれましたが…」と語った。さらに下池会長から「嫁(川井の母・初江さん)は来なくていい」と言われたと主張。“嫌がらせ”の件などを含め、両者の言い分は平行線をたどっている。

 ただ孝人さんは今後の対抗措置に関しては「考えていない」と明かした。その上で「県内で頑張っていこうという人が頑張れるような環境にしてほしい」と訴えていた。

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16年のリオ五輪、金メダルを獲得した川井梨紗子をねぎらう母・初江さん(中)と父・孝人さん(右)(共同)
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