【報知映画賞】玉城ティナ、規格外の可能性 新人賞に「本当かなぁ?」感情は「映画の中に置いてます」

新人賞に選ばれた玉城ティナ
新人賞に選ばれた玉城ティナ
映画「Diner ダイナー」
映画「Diner ダイナー」
惡の華
惡の華

 今年の映画賞レースの幕開けを飾る「第44回報知映画賞」の各賞が27日、発表された。表彰式は12月中旬に都内で行われる。

 女優として初の映画賞受賞に声が弾んだ。玉城ティナ(22)は「最初に聞いた時は本当かなぁ?って思いました。人生1回限りの新人賞を受賞できたことはすごく光栄で素晴らしいことです」。取材を受け実感したのか「プライベートでは喜びを出すのが下手で。感情は全部映画の中に置いてますので…。ちゃんと喜んでますよ!」と笑みをこぼした。

 「Diner ダイナー」では、闇の組織に身売りされた鈍くさいヒロイン・オオバカナコを演じ、「惡の華」では理解不能の問題児・仲村佐和を演じた。人形のようなルックスと浮世離れした怪演で強烈な存在感を放った。「まだ不思議ですね。『なんで私に(オファー)したんだろうなぁ』って思います。20代をどう生きていこうか考えるきっかけとなった年でした」

 2013年に「ミスiDグランプリ」を獲得しモデルとして活躍したが、女優を目指したのは「高校に入ってから」と話す。「単純にうらやましかったというのがあったのかも。芸能系の高校に行っていたので、周りが当たり前に映画や舞台に出ていたり、表現のバリエーションというものを広げていく中で『自分には何ができるのか』って考えたような時期でした」

 今後の女優人生の目標は「『玉城ティナにこれやらせたら面白そうだな』っていう役に、自分もおもしろがってできたらそれが一番。言われたら(どんな役でも)やりますよ」。規格外の可能性を秘めている。(増田 寛)

 ◆玉城 ティナ(たましろ・てぃな)1997年10月8日、沖縄県生まれ。22歳。講談社主催の「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で講談社「ViVi」の最年少専属モデルに。14年、TBS系ドラマ「ダークシステム恋の王座決定戦」のヒロインで女優デビュー。15年、「天の茶助」(SABU監督)で銀幕デビュー。17年、ニッポン放送で初パーソナリティー番組「玉城ティナとある世界」を担当。身長164センチ。

 ▼新人賞 関水渚、恒松祐里、GACKT、横浜流星を推す声もあったが、玉城と鈴鹿の2人が過半数に。「インパクトでは玉城さん。どういう役をやっていくのか楽しみ」(松本)、「鈴鹿さんは今年、本当にキラキラしてた」(渡辺)。

 ◆Diner ダイナー(蜷川実花監督) 平山夢明氏の小説「ダイナー」が原作。元殺し屋のシェフ・ボンベロ(藤原竜也)が店主の殺し屋専用食堂で、闇の組織に身売りされた少女・オオバカナコ(玉城)が店員として働くことに。癖が強い殺し屋たちがやって来て…。

 ◆惡の華(井口昇監督) 押見修造氏の同名漫画が原作。山あいの町に暮らす中学生の春日高男(伊藤健太郎)は、憧れのクラスメートの体操着を衝動的に盗んだところを問題児・仲村佐和(玉城)に目撃される。仲村から秘密にする代わりにある“契約”を持ちかけられ…。

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