田村優、次世代SOに助言「自分なら一番弱いチームを選ぶ」

今季加入した南ア代表クリエルと話す日本代表SO田村優(右)
今季加入した南ア代表クリエルと話す日本代表SO田村優(右)

 ラグビーW杯で日本代表史上初の8強入りに貢献したSO田村優(30)=キヤノン=が25日、次世代の司令塔育成に警鐘を鳴らした。東京・町田市で会見し、若手SOについて、「日本人選手が育っている感じがない。次のW杯では外国人が10番をやる可能性が高いと思う」と踏み込んで言及した。

 ジョセフHCの下では不動の地位を占めW杯では全5試合に先発。後継の期待がかかる松田力也(パナソニック)は出場時間が限られた。トップリーグ(TL)チームの多くが外国人選手をSOに据える状況を、「埋もれちゃっている。かわいそう。TLでレベルアップするのは大変」と憂えている。自身は明大卒業後、「強くないチームを選んで辛抱強く使ってもらった」NEC入団時から活躍してきたが、経験を積めなければ日本代表で戦うのは厳しい。「自分ならTLの一番弱いチームを選ぶ」とまで話し、出場機会を重視するよう助言した。

 準々決勝の南アフリカ戦後、「バトンは渡した」と代表引退ともとれる発言をしたが、「ノーコメント。去る時はいい状態がいい。でも40歳までやりたいが自分で決められることじゃない」と制した。まだまだトップの力を示しながら、自身初の日本一を目指して背中で引っ張っていく。(大和田 佳世)

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