海外フリーエージェント(FA)権を行使せず残留を決めていた中日・大島洋平外野手(34)が25日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み7000万増の2億5000万(金額は推定)でサイン。来季から新たに3年契約を結んだ。
FA権について熟考した末、地元の名古屋へ残る決意をした大島は「名古屋出身なので、自分の中では残るのが一番いいと思っていた。契約交渉で(最初は)球団と意見が合わなかった。ただ自分は数字が評価になる。(最終的には)評価してもらいました」と説明。与田監督からも「お前が必要だ」と電話で引き留めを受けていたことも明かした。
今季は初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得。球団生え抜きの社会人出身選手としては初となる2000本も視野に入る。残り558本に迫る大記録に「やっと目標に掲げてもいいところにきた。このチームにいて2000本を達成したかった。40歳までレギュラーでバリバリやりたい」と竜のヒットマンはさらなる高みを目指す。