【尾車親方の目】朝乃山の課題は明確…立ち合い強くするしかない

正代(左)との取組に臨む朝乃山
正代(左)との取組に臨む朝乃山

◆大相撲九州場所千秋楽 ○正代(寄り切り)朝乃山●(24日・福岡国際センター)

 千秋楽で新小結・朝乃山の来年の課題が明確になった。正代との一番。敗因はフワッと左上手を取りにいったこと。今場所で相手を圧倒した左足での踏み込みと右肩での当たりが弱いために、差し負けてしまった。

 課題は立ち合いだ。朝乃山の相撲は左上手を取って右を差す右四つ。これしかない。相手も当然、対策を練ってくる。ならば稽古で立ち合いの踏み込みと当たりを強くするしかない。優勝して、大関に最も近い力士という称号も手に入れた。最後に課題も見つけた。最高の1年だったと言えるだろう。

 阿炎は小結で3場所連続の勝ち越し。跳んだりはねたりから、突っ張りで相手を追い込む相撲が目立ってきた。突っ張りも体重が増えて重さが出てきた。課題は相変わらずの上突っ張り。師匠の錣山親方のように下から上に突き上げる突っ張りが理想だ。幸い、手本がすぐ近くにいる。阿炎も立派な大関候補と言えるだろう。(スポーツ報知評論家)

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