フィギュアスケートのGPシリーズ第6戦NHK杯で9位だった島田高志郎(18)=木下グループ=が24日、会場の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで一夜明け取材に応じた。
ショートプログラム(SP)6位スタートからフリーで乱れ大会を「今までで一番悔しかった。昨日は泣きじゃくってしまった。こんなに涙したのはいつ以来だろう。新たな自分に生まれ変わった気持ちです」と振り返った。
優勝した羽生から学んだことは多かったという。「ショートの前、ショートの後も『羽生選手のように、もっとトップで戦いたい』っていう気持ちが芽生えました。『アスリートの魂』というのを、肌で感じながら一緒に練習することができたので、本当に受けた影響っていうのは、すごくポジティブなものです」。今大会で得た反省と収穫を、今後のスケート人生に生かしていく。
エキシビションではクイーンの「I Want To Break Free」を熱演。フレディ・マーキュリーに扮し、会場を盛り上げた。