【無良崇人の目】羽生、チェンとのGPファイナル一騎打ちは「状態」がカギ

男子フリーでフィニッシュのポーズをとる羽生(カメラ・矢口 亨)
男子フリーでフィニッシュのポーズをとる羽生(カメラ・矢口 亨)

◆フィギュアスケート グランプリシリーズ 第6戦 NHK杯 第2日(23日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子は22日のショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(24)=ANA=がフリーで3種類の4回転ジャンプを4度降りて195・71点、合計305・05点で今季GP2連勝を飾った。ファイナルを含む通算12勝目を挙げ、3季ぶりにシリーズ上位6人によるファイナル(12月5~7日・トリノ)に進出した。憧れのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が06年トリノ五輪で金メダルを手にした会場で、ファイナル王者の座を奪還する。

 羽生選手は、冒頭の4回転ジャンプが回りすぎてしまいそうなほど、体の状態が良く見えました。本人も序盤の4回転に集中力を持っていったと話したように、前回スケートカナダのフリーから修正できていました。トウループが2回転になった後のリカバリー力もさすがです。本来の構成なら、もっと高い点数が出ていた。本当にいい状態で、GPファイナルに向けても楽しみな仕上がりだと感じます。

 今季スケートアメリカ、フランス杯を制したネーサン・チェン選手と顔を合わせるファイナル。ここまで来ると、お互いにどれだけ完璧な状態を発揮できるかに懸かってきます。1人がいい演技をすれば、もう1人も負けられない気持ちになって高め合う相乗効果も生まれてくるはず。互いに120%を出し切り、見応えのある試合内容を期待したいです。

(14年四大陸選手権優勝)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請