駒大のゴールデンルーキー田沢が1万mで28分13秒21 今季日本人学生最高

1万メートルで28分13秒21の自己記録をマークした駒大のルーキー田沢廉
1万メートルで28分13秒21の自己記録をマークした駒大のルーキー田沢廉

 陸上の八王子ロングディスタンスが23日、東京・町田市の法大多摩キャンパス陸上競技場で行われた。第8組に出場した駒大のスーパールーキー・田沢廉が28分13秒21の自己新記録をマークして2位。今季日本人学生最高タイムをたたき出し、箱根駅伝(20年1月2、3日)へ弾みをつけた。

 田沢が止まらない。小雨降るグラウンド。最終組に登場した田沢は、1年生らしからぬオーラをまとってスタートラインに立った。「全日本大学駅伝のあとはさすがに疲労があった。スピード刺激を入れながらきたので、今回は28分20秒切りを」と見守る大八木弘明監督(61)の前で、序盤は後方待機。少しずつ順位を上げると、実業団ランナー相手に堂々と勝負。180センチの長身から繰り出される大きなストライドを武器に、駒大歴代6位の好記録でフィニッシュした。

 出雲駅伝では区間記録でこそ敗れたものの、学生長距離界のエース・相沢晃(東洋大4年)に競り勝ち、全日本大学駅伝では実力者集う7区で区間賞を獲得。指揮官も「素質は中村匠吾クラス」と東京五輪男子マラソン代表と肩を並べる逸材だ。「最低ラインは切れたのでいいかな。今日も余裕持って行けたので、次は27分台を狙っていきたい」と笑顔を見せた。

 “平成の常勝軍団”と呼ばれた名門。今季は無冠のまま迎える箱根駅伝へ、スーパールーキーの実力はすでにエースの域に達している。「箱根が楽しみですね。21キロとかは(レースで)走ったことはないけど、自信はあります。今日の走りも弾みにしたい」。底知れぬパワーを秘めた19歳が、箱根路を熱くする。

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