【甲府】昇格POへ「勝負」 小出主将が覚悟「大きな思い」

スポーツ報知
練習ラストの円陣で、イレブンにゲキを飛ばす伊藤彰監督(中央)

 J2ヴァンフォーレ甲府は24日、ホームで琉球と戦う。J1参入プレーオフ(12月1日から)圏ギリギリの6位で迎える最終節。同じ勝ち点68の7位・京都には得失点差「7」上回っており、有利な立場にある。伊藤彰監督(47)は「昇格という2文字にチャレンジできるポジションにいる。つかみ取らないといけない」と4連勝でしめくくり、一発勝負の昇格プレーオフに弾みを付ける。

 「(前節で)6位に入ったからといって、何も決まっていない。負けたら9位まで落ちる。勝てば4位まで行く。勝負しなきゃいけない」。伊藤監督は、シーズン最終戦へ向け、ライバルの試合経過にとらわれず、ただ琉球戦勝利だけを目指す姿勢を改めて示した。

 京都戦の後半ロスタイムにGK河田晃兵(32)が大殊勲のPKストップ。引き分けすら許されない土壇場でもぎとった1―0勝利から、3連勝は始まった。甲府が琉球に勝ち、4位・山形と5位・徳島が引き分け以下に終われば、4位に浮上。12月1日のプレーオフ1回戦をホームで戦える可能性も残されているが、MF佐藤和弘(29)は「次の琉球戦に勝たないと意味が無い。プレーオフを見過ぎると失敗してしまう」と気を引き締めた。

 今季限りで退団するベテラン4選手が発表された。後日去就が明らかになる選手もいる。「クラブのいろんな決定事項がある中で、よく頑張ってくれてるなと思う。みんなクラブのために戦ってくれている。もう一度(全員で)熱いもの見せられたらいいなと思う」と伊藤監督。試合前日のこの日、恒例となっているセットプレーを中心にした軽めのメニューだったが、気合いの入った声が多くの選手から上がっていた。

 今季から主将を務めるDF小出悠太(25)は「ずっとサッカーをやってきて、高校時代最後の試合などで、かける思いがあったが、(琉球戦は)本当に大きな思いがある」と断言した。累積警告で出場停止のMF小椋祥平(34)の代役にはMF横谷繁(32)の起用が濃厚。これからは勝てば希望がつながる。その先に3年ぶりのJ1復帰がある。(西村 國継)

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