東北“ONE TEAM”王国復帰へ高校ラグビー代表6県が合同合宿

タックルを受けながら前へ出る青森山田・下村
タックルを受けながら前へ出る青森山田・下村
タックルをかわして攻め込む黒沢尻工・小原
タックルをかわして攻め込む黒沢尻工・小原

 全国高校ラグビー大会(12月27日開幕、花園)に出場する東北6県の代表校が、宮城・石巻市内で合同合宿を行っている。23日はゲーム形式の練習などで強化。来月27日開幕近年、低迷している東北勢が、ラグビーW杯で8強入りした日本代表のように“ONE TEAM”となり、切磋琢磨(せっさたくま)していく。全国大会の組み合わせ抽選会は12月7日に行われる。

 ライバルである東北勢同士が、花園で輝くために団結した。22日から25日までの4日間予定している合宿で、23、24日の2日間は東北勢6校が集まった。今年は同じく花園に出場する国学院栃木も参加しており、黒沢尻工・伊藤卓監督(45)は「花園まで約1か月の今の時期に、レベルの高いチームの胸を借りるいい機会」と話した。

 全国的にも珍しい合宿。これまでも岩手・北上などで開いていたが、雪の影響などで思うような実戦機会を得られなかった。初めて利用したセイホクパーク石巻は、人工芝と天然芝のグラウンドを完備。部員が多いところは2チーム編成し、25分のゲームを1日5試合こなすところもあった。

 他校と戦うことで、「通用するプレー、しないプレーを選べる」と黒沢尻工・伊藤監督。また部員が19人の山形中央は、工藤翔主将(3年)が「相手を想定して練習しているけど、それがイメージ通りか、改善するのかが明らかになる」と実戦形式を歓迎した。各校によって合宿の意味合いは違うが、経験値を上げて全国大会につなげられる。

 秋田工が歴代最多15度を誇る花園の優勝も、最後は1987年度と30年以上も遠ざかっている。昨年度大会は5校が初戦敗退。厳しい戦いが続くなか、上位進出へ“ONE TEAM”の精神で、互いを高め合って、花園に乗り込む。(有吉 広紀)

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