青学大・原監督「箱根駅伝必勝パターンになってきた」1万メートル28分台8人

9組でトップを走る青学大・中村友哉
9組でトップを走る青学大・中村友哉

◆陸上1万メートル記録挑戦競技会(23日、横浜市慶大日吉陸上競技場)=報知新聞社後援=

 第96回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶりの王座奪回を狙う青学大は、自己記録を1分19秒83も更新して全体トップの28分31秒68をマークした中村友哉(4年)を筆頭に8人が学生トップクラスの目安とされる28分台をマークした。前回覇者の東海大が今季も充実した戦力がそろう中、反撃態勢を整えつつある。「青学大の必勝パターンになってきたぞ」と原晋監督(52)は選手を鼓舞した。

 冷たい小雨が降りしきる中、青学大の8選手が続々と28分台でゴールした。28分台を8人をそろえたことは圧巻だが、その中身も驚異的だ。全体でもトップになった中村友をはじめ、岸本大紀(1年)、吉田祐也(4年)、湯原慶吾(2年)とチーム内上位4人は箱根駅伝未経験選手。選手層に厚みが増してきた。

 4年目にして、チームの主軸に成長した中村友は、トラック1周(400メートル)分をはるかに上回るほどの大幅な自己ベスト。「28分台を出せればと思っていたが、約30秒も良かった」と笑みを見せた。しかし、油断はない。すぐに表情を引き締め「これからが大事。箱根駅伝は1区を走ってみたいが、どの区間でも対応できるように準備していきたい」と話した。

 1レースで1万メートル28分台8人は15年度と昨年度のチームと並び、青学大史上最多。15年度(16年大会)は1区から10区までトップを走り続けて完全優勝を果たしたが、昨年度は東海大に敗れた。それだけに指揮官にも油断はない。「必勝パターンになってきた。東海大は強いが、勝負できる」と原監督は呼びかけると同時に、すっかり日が暮れた中、クールダウンに向かう選手に対し「過去に、この大会の会場で側溝に落ちて故障して箱根駅伝に出られなくなった選手が他大学に数人いる。慎重に行動しよう」と具体例を挙げながら細かい指示を飛ばした。青学大に臨戦態勢が整ってきた。

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