箱根駅伝OP参加の関東学生連合 選考レース行わずにメンバー決める

麗沢大・山川達也監督
麗沢大・山川達也監督

 第96回箱根駅伝(来年1月2、3日)にオープン参加する関東学生連合(連合)は最近恒例の選考レースを行わずに出場10選手と区間配置を麗沢大の山川達也監督(35)ら首脳陣に一任する方針であることが22日、分かった。

 連合は予選会で敗退した大学の選手の中から、予選会ハーフマラソンの個人成績を参考に編成(本戦出場経験のない選手で各校1人、留学生を除く)。登録選手16人は10月30日に発表済み。予選会を次点の11位で敗退した麗沢大の山川監督が連合チームの監督を、予選会12位の駿河台大の徳本一善監督(40)と同13位の上武大の近藤重勝監督(45)がコーチを務める。主将は東大の阿部飛雄馬(4年)が担う。

 前々回、前回は11月下旬の1万メートル記録挑戦会を選考レースとして行い、予選会の個人記録と合計して登録16人から出場10人を絞り込んでいた。今回も当初、山川監督ら首脳陣は選考レースの実施を考えていたが、先週に行われた初のチームミーティングで登録選手16人が総意で、他の20校と同様に首脳陣が練習の流れや体調を見極めて区間配置を含めた出場メンバーを決定することを望んだという。

 選考レースを行った場合、選考基準は明確になるというメリットがある一方でデメリットの方が大きい。一度、調子のピークを選考レースに持っていくことで肝心の大会当日には調子が合わないリスクが生じる。また、大会当日に本当に調子のいい10人を選ぶこともできない。実際、選考レースを行った前々回、前回はともに21位相当に終わった。連合はオープン参加のため、チームも個人も正式な順位はつかないが、今回はチーム一丸となって“上位”を目指す構えだ。

 青学大の原晋監督(52)が連合前身の関東学連選抜を率いた08年大会では今回と同様に選考レースを行わず、選手の調子を見極めた区間配置で連合、選抜通じて最高の4位になった(当時は公式記録が認められていた)。

 チームミーティングでは全16選手が「出場メンバーから外れたとしても文句はありません」と明言したという。山川監督は「選考方法について、詳しいことは話せませんが、選手たちの気持ちにこたえてベストメンバー10人を選びたい」と話す。今回の連合チームは20校に対し、本気で戦う気持ちが満ちあふれている。

 連合の登録選手16人は以下の通り。順位と記録は予選会のハーフマラソン個人成績。

山口 武(東農大3年)17位 1時間3分59秒

吉里 駿(駿河台大3年)32位 1時間4分30秒

宮田 僚(麗沢大4年)49位 1時間4分57秒

吉井 龍太郎(大東大3年)55位 1時間5分2秒

上土井 雅大(亜大4年)59位 1時間5分5秒

阿部 飛雄馬(東大4年)64位 1時間5分11秒

外山 結(育英大2年)65位 1時間5分12秒

舩田 圭吾(武蔵野学院大2年)72位 1時間5分18秒

大石 亮(専大3年)77位 1時間5分23秒

菅原 伊織(城西大3年)84位 1時間5分27秒

渡辺 晶紀(山梨学院大2年)90位 1時間5分30秒

竹上 世那(流通経大2年)91位 1時間5分32秒

武田 貫誠(上武大4年)99位 1時間5分40秒

司代 隼(慶大2年)109位 1時間5分50秒

山田 直樹(日本薬科大3年)110位 1時間5分50秒

森 陽向(東京経大3年)120位 1時間5分59秒

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