【楽天】ドラ3津留崎大成は筋トレマニア「週6」で鍛える「筋肉は裏切らない」

スポーツ報知
入団に合意し、楽天のユニホームに袖を通した津留崎

 楽天にドラフト3位で指名された慶大・津留崎大成投手(22)が21日、仙台市内で入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1000万円(いずれも推定)で契約に合意。好きな言葉が「筋肉は裏切らない」という筋トレマニアは、投手は肩回りの筋トレをしすぎてはいけない―という球界の定説を打ち破る活躍を誓った。

 楽天のユニホームに袖を通すために学ランを脱ぐと、鋼の肉体が姿を見せた。「シーズン中も週に6回くらいはやってます」。大学1年で本格的に始めた筋トレ。ジムでビルダーらと鍛え4年間で強化された。177センチで77キロだった体重は87キロに。胸囲は89センチから109センチ、55センチだった太ももは64センチになった。その結果、50キロしか挙げられなかったベンチプレスは卒業時に115キロと飛躍的に進化した。

 憧れのビルダーがいる。「日本ボディビル選手権」で3連覇を含む4度の優勝を誇る合戸(ごうど)孝二(58)だ。左目に異常を覚えながら、「ナチュラルビルダー」の信念を貫くために治療に必要なステロイドを投与せずに失明させてしまったという逸話の持ち主で、ニックネームは「狂気の男」。津留崎は「その話を聞いてすごいなと思いました。今も大会に出てるスーパースターです」と目を輝かせた。

 最速153キロを誇る即戦力リリーフ右腕には、大きな野望がある。「僕は、登板前日に1時間くらい胸のトレーニングをガッツリするのがルーチンなんです。野球界のセオリーに反してると思うんですけど、それを変えていきたい。毎日の積み重ねで筋肉は大きくなっていくし、筋肉は裏切りませんから」。力感あふれる投球で、野球界の常識もねじ伏せる。(片岡 泰彦)

 ◆筋トレで飛躍を遂げた主なプロ野球選手

 ▽広島・金本 若手時代は線が細くて伸び悩んでいたが、筋トレに取り組んだことでパワーアップに成功し、レギュラーを獲得。後に1492試合連続フルイニング出場の世界記録を樹立し、鉄人と呼ばれた。

 ▽ヤンキース・松井 渡米1年目の03年に16本塁打に終わったことで同年オフ、巨人時代にはしなかった筋トレに着手。週に5~6回、主に腹筋と背筋を鍛えて04年は31本塁打を放った。

 ▽日本ハム・大谷 15年オフに、筋トレと食トレに励んでいたレンジャーズ・ダルビッシュと合同自主トレ。体重が一時100キロを超えるなど、肉体改造に成功。16年は投手と指名打者のベストナインダブル受賞という大活躍だった。

 ◆津留崎 大成(つるさき・たいせい)1997年10月10日、千葉・鎌ケ谷市生まれ。22歳。小学1年から野球を始め、6年時にロッテジュニアに選出。慶応高では3年夏の県大会直前に右肘靱帯(じんたい)を断裂し、同秋に手術。リハビリ中にダルビッシュの影響で筋トレに目覚める。慶大では主に救援でリーグ戦通算26登板で6勝2敗、防御率2・81。177センチ、87キロ。右投右打。

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