木内みどりさんが急死 69歳、広島で急性心臓死 夫明かす「懇親会から数時間後ホテルの部屋で」

スポーツ報知
木内みどりさんの遺作となった映画「夕陽のあと」の一場面

 女優の木内みどり(本名・水野みどり=みずの・みどり)さんが、18日未明に急性心臓死のため、仕事先の広島市内で急死したことが21日、分かった。69歳だった。故人の遺志で家族葬を執り行った。後日お別れの会を開く。

 突然すぎる悲報だった。木内さんは、16日から2日間、2020年の国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の企画展のナレーションの仕事のため、広島市内の録音スタジオを訪問。17日にも塚本晋也監督(59)らと録音の仕事をこなした。その後、ツイッターに原爆ドームの写真を掲載するなど、広島市内を散歩する様子をつづっていた。

 夫で、元参院議員の水野誠一氏(73)はこの日、自身のフェイスブックで「収録終了後、懇親会で楽しく飲み語り合い、散歩をしながらホテルに戻ったということです。しかしながらその数時間後、ホテルの部屋で亡くなってしまいました」と明かした。木内さんの最近の様子についても「最近、娘の頌子と赴いたウィーン、ブダペストの旅から戻り、『現地で毎日2万歩も歩いていたら、すごく早く歩けるようになったわよ!』と語っていたくらい、元気いっぱいでした。この旅は彼女にとって69カ国目の訪問国であり、70才を迎える来年は70カ国目のトルコに旅することを楽しみにしていました」とつづった。

 昨年のNHK大河ドラマ「西郷どん」出演を始め、この1年間で5本もの映画に出演したことを振り返り「『お互いこの歳になっても仕事を次々と頂けるなんて幸せだね』と語り合ったばかりでした」と沈痛な思いを吐露した。

 木内さんは、劇団四季に入団後、1967年に日本テレビ系「日本の幸福」に主演。69年のTBS系「安ベエの海」でヒロイン役に抜てきされ、ブレイクした。多くの名作を脇役で支え、映画「死の棘」「世界の中心で、愛をさけぶ」やドラマ「熱中時代」などで活躍。日本テレビ系バラエティー「天才・たけしの元気が出るテレビ!」のレギュラーとしても親しまれた。公開中の映画「夕陽のあと」(越川道夫監督)が遺作になった。

 東日本大震災以降は、反原発運動に積極的に参加。今年7月の参院選挙では、れいわ新選組(山本太郎代表)の選挙期間中、都内のイベントで司会を務めた。

 ◆木内 みどり(きうち・みどり)1950年9月25日、名古屋市生まれ。劇団四季を経て、71年に「別れの詩」で映画初出演。代表作にNHK「幻のぶどう園」、映画「こはく」など。77年に照明家の男性と結婚し、85年に離婚。88年に当時西武百貨店常務だった水野誠一氏と再婚。38歳で長女・頌子さんを出産した。

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