【巨人】畠世周、結婚 先輩に負けない“画力”で似顔絵を披露 契約更改は290万減

スポーツ報知
契約更改した畠は入籍したことを発表、自ら描いた夫人の似顔絵を披露した(カメラ・相川 和寛)

 巨人の畠世周(せいしゅう)投手(25)が21日、結婚したことを発表した。お相手は児童福祉施設に勤務する兵庫県出身の一般女性(23)。畠のひと目ぼれがきっかけで交際がスタート。10月22日(永遠=とわ=に夫婦の日)に婚姻届を提出した。来季は山口がメジャー移籍する可能性もあり、先発ローテでのフル回転が期待される。この日は川崎市内のジャイアンツ寮で契約更改に臨み290万円減の1630万円(推定)でサインした。

 畠は照れ笑いを浮かべながら、愛する妻の“表情”を見つめた。契約更改後、報道陣の前で「私ごとではありますが…」と結婚を発表し、妻の似顔絵を披露した。「今まで結婚発表した人たちが描いた(妻の)似顔絵には負けたくなくて」と、想像以上の画力を発揮。「これからは一人の人生ではないので、お互いに支え合って頑張っていこうと思います」とコメントした。

 お相手は児童福祉施設に勤務する兵庫県出身の一般女性(23)。大きな目が印象的で、かわいらしい笑顔に一瞬で恋に落ちた。7月に右肘のクリーニング手術を受けた後も献身的に支えてもらった。料理も上手で「から揚げに甘ダレがかかっているのが好き」と終始にやけっぱなしだった。

 来年でプロ4年目。「自分自身が勝負の年だし、野球以外の生活でもサポートしてくれるので」と結婚を決意。「コッテコテ(のプロポーズ)がイメージできなくて…」と、サプライズ的な状況を特に用意せず、自宅で一緒にいるときに結婚を申し込んだ。だが、奥さんの反応は意外にも…。「『え、ここで!?』って言われました(笑い)。もうちょっとシチュエーションが欲しかったかなって。やり直してって言われちゃいました」と笑顔で頭をかいた。

 紆余(うよ)曲折?がありながらも無事、10月22日に、都内の区役所に婚姻届を提出。現在は都内で新婚生活をスタートさせている。

 今季は開幕ローテを勝ち取るも白星は飾れず。リリーフとしても登板したが5登板で0勝1敗、防御率6・89。7月に手術を受けた後はリハビリ生活が続いた。現在は台湾で行われるウィンターリーグでの実戦登板に照準を合わせ練習を重ねる。12月2日からチーム本体に合流予定で、それまではジャイアンツ球場で調整する。

 来季は山口がメジャー移籍する可能性もあり、右の速球派の畠に対する期待が大きい。「先発でやりたいっていうのが希望ですけど、チームとして動いてるので、いけと言われたところで責務を果たしたい」と決意を込めた。生涯の伴侶を得て、パワーアップした畠に期待がかかる。(玉寄 穂波)

巨人

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年