山梨学院大、1年で箱根路復帰へ「魅せろ紺青」

前主将の首藤貴樹(左)から山梨学院大のタスキを受け取る新主将の森山真伍
前主将の首藤貴樹(左)から山梨学院大のタスキを受け取る新主将の森山真伍

 箱根駅伝の連続出場が33年で途切れた山梨学院大は21日、甲府市内で陸上部引き継ぎ式を行った。

 新主将は森山真伍(3年、群馬・樹徳高出)。斎藤有栄(なおはる、3年、栃木・白鴎大足利高出)が副主将としてサポートする。

 10月26日の予選会で、10校までが本戦に出場できるところ、17位で敗れた。前主将の首藤貴樹(4年、大分・日本文理大付高出)は「当たり前のことを当たり前にするのは難しい。自分はそれができなくて、予選会で思うような力が発揮できなかった。当たり前のことを、一人前にできるようになってください。来年、再来年と予選会を突破して、必ず箱根出場をつかみ取ってください」と下級生に呼びかけ、新主将にタスキを手渡した。

 森山新主将は「主将として、必ず予選会を通過して1年で箱根路に戻るというのが、今の自分の原動力であり、今の気持ちです。みんなもそう思っていると思う。1か月前の悔しさを原動力に、時間を大切にして頑張っていきましょう」と抱負を語った。

 今年のチームスピリット(スローガン)は「All For Win 魅せろ 紺青」に決まった。森山は「全ては勝利のために。もっと勝利への執念を持ってやっていきたい。紺青は山梨学院のチームカラーであり、強い気持ちの『根性』の意味とかかっている。走りで魅了していきたい」と説明した。

 飯島理彰駅伝監督(48)は「紺青は根性の意味もあるということで、しっかり『根』を張った山梨学院にしてほしい」と新チームに期待。新役員たちの熱い決意表明を聞いた上田誠仁監督(60)は「有言実行のチームになってほしい」と話した。

 森山新主将は、中学までは野球に打ち込み、右のサイドスロー投手などで活躍。群馬・樹徳高で本格的に陸上を始め、3000メートル障害などで頭角を現した。山梨学院大では今年の箱根駅伝で9区を走った経験もあり、新チームのエースとして期待がかかる。

 来年は予選会を突破し、2年ぶり34度目の本戦切符をつかみ、最短の1年で箱根路に復帰する。

 ◆森山 真伍(もりやま・しんご)1998年8月31日、群馬・みどり市生まれ。21歳。笠懸北小2年から笠懸中3年まで野球に打ち込み、一塁手やカーブが武器のサイド右腕として活躍。樹徳高で陸上部に入り、3年時に県総体の3000メートル障害で優勝、北関東大会でも入賞し、全国総体に出場。山梨学院大に進み、今年の箱根駅伝で9区を走り、区間20位。181・8センチ、63キロ。趣味は映画やアニメ鑑賞で、好きなアニメは進撃の巨人。家族は両親と兄、妹。

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