静岡商148キロ左腕・高田琢登、早大相手に腕試し

スポーツ報知
ブルペンで投げ込む静岡商のエース左腕・高田

 「第2回・大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が22日から静岡市内各地で行われる。秋季県大会3位の静岡商は、23日の草薙球場第3試合で、東京六大学リーグの早大と対戦。チームにとって今年最後となる対外試合で、最速148キロ左腕・高田琢登(2年)が強力打線に立ち向かう。

 静商のエース・高田が東京六大学の強豪相手に、復活をアピールする。

 来春のセンバツ(甲子園)を目指して挑んだ秋季東海大会(岐阜)では、1回戦で津商(三重2位)の打線につかまり、4回に10安打を浴び一挙10失点。2―11で7回コールド負けし、「あそこまで打たれた経験は今までなかった」と一度は落ち込んだが、エースとしての自覚が、高田を奮い立たせた。

 大会後、投球フォームのマイナーチェンジに取り組んだ。セットの際に右足をクロス気味に置き、体をひねる力が球に強く伝わるよう変えた。イメージしているのは侍ジャパンの一員としてプレミア12初制覇に貢献したDeNAの左腕・今永昇太(26)のしなやかなピッチング。テレビで見た快投が刺激になった。

 緩急を上手に使えるように、「中学時代はまったく曲がらなかった」というカーブの習得にも汗を流す。ひと冬かけて新しいフォームをしっかりと体に覚え込ませるつもりだが、「ブルペンでいい球が投げられるようになりました」と早くも手応えを感じている。

 そんな高田にとって、早大戦は願ってもないチャンス。昨年の第1回大会では慶大と対戦、1イニングだけマウンドに上がった。「速球でつまらせたのに、外野の前まで飛ばされた。振る力が全然違う」と、大学生のパワーに圧倒された。それから1年。「自分のストレートがどれだけ通用するか試したい」と胸を躍らせている。

 静商にとって、今年最後の対外試合。「いい感じで締めて、来季につなげたい」と高田晋松監督(49)も期待する。早大を倒し、来夏へのステップにする。(里見 祐司)

 ◆静岡高VS東大OB奥田も

 秋季県大会8強の静岡高は、24日の草薙球場第3試合で東大と戦う。昨年は早大相手に9―3で勝っており、栗林俊輔監督(47)は「選手には刺激になりました。今年の東大も、文武両道を極めている強い相手。いい経験になると思います」と歓迎する。東大には静高OBの奥田隆成外野手(1年)も在籍。先輩後輩対決にも注目だ。

 ◆大学野球オータムフレッシュリーグとは

 明大や筑波大など県外の強豪大学が静岡県へ遠征。同県内の大学や静岡市内の高校との試合を通じ、双方のレベルアップを図る大会。大学生は1、2年生中心。昨年、第1回大会が行われ、静岡高が早大を破るなど注目を集めた。運営も大学生が行う。学生による野球教室も開催。

 ◇フレッシュLに出場予定の静岡県出身選手 ▽慶大 小川慶太(2年・浜松西)▽明大 大橋泰河(2年・沼津東)村松開人(1年・静岡)▽東大 奥田隆成(1年・静岡)▽筑波大 村木文哉(3年・静岡)座馬健人(3年・浜松北)大沢宏貴(1年・磐田南)▽中京大 漢人友也(1年・常葉大菊川)紅林史也(1年・常葉大橘)

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