青木理氏、「桜を見る会」は「語るに落ちた」「場合によっては命取りになると思いますよ」

スポーツ報知
青木理氏

 19日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、安倍晋三首相主催「桜を見る会」をめぐり、安倍事務所が開いた「前夜祭」について特集した。

 安倍首相は18日、明細書についての質問に「そうしたものはない」と答えた。

 コメンテーターでジャーナリストの青木理氏(53)は「語るに落ちたなと思ったんだけれども、1万1000円のコースしかありませんってニューオータニ側が言ってるのに、5000円でやってると。間を補填しちゃってたら、公職選挙法に当たって違法になっちゃうわけですよ」と指摘。

 続けて「逆にニューオータニ側が、安倍さんだから格安でやりますと5000円でやってたら、ある種ニューオータニから安倍事務所、あるいは安倍首相に対する政治献金なのか便宜供与にもなりかねないわけですよね」とし、「いずれにしても語るに落ちちゃっていて、説明すればするほど、何かつじつまが合わなくなってきちゃってる」とコメント。

 さらに「かろうじて、ぶら下がりって形で記者会見してるんだけれど、立ち話的なぶら下がりって政治記者によくあるパターンなんだけど、あんなもん説明じゃないですよ。きちんと記者会見するなり、本来は国会で予算委員会の審議に応じて、後ろめたい事がないのならきちんと明細書も出して説明しないと。この問題、場合によっては安倍政権、戦後最長の内閣になったんだけど、命取りになると思いますよ」と説明責任を果たすべきだとした。

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