19日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、安倍晋三首相主催「桜を見る会」をめぐり、安倍事務所が開いた「前夜祭」について特集した。
安倍首相は18日、明細書についての質問に「そうしたものはない」と答えた。
コメンテーターで同局の玉川徹氏(56)は「(ホテル側には)あるでしょうね」と指摘し、「それだけじゃなくて領収書ですよ。ホテル側が事前にお金も受け取らないままに大量の領収書を事務所側に渡していたという事になるわけですけど。でもそれはあくまでお金をもらった事に対する証明で領収書を出すのであって、800人分の領収書を第三者である事務所側の人に渡しておくというのは通常考えられない」とした。
さらに夕食会の会費が5000円だった事に「大幅な値引きもしないと出来ないのに、なぜ大幅な値引きをしたのか。値引き交渉は事務所はやってないというし、ツアー会社もやってないという事になると、ホテル側が勝手に大幅な値引きをして提示していると。ニューオータニって、そういうホテルなんですかって信用問題になっちゃう」とホテル側にもマイナスになるとした。
続けて「一般の会社の人でも、ウチもそういう風にやってくれよと。安倍さんのところにやったんだからウチもやれるよねって言われた時に、どういう風に断りますか、ニューオータニとして。総理だからやりましたって話にならないでしょ、ホテルとしては。言い訳出来ない事をやったって事になるんで、ちょっとそれはどう考えても考えにくいです」とコメントした。