沢尻エリカ容疑者「10年以上前から違法薬物を使用していた」大麻、LSD、コカインも

沢尻エリカ容疑者
沢尻エリカ容疑者

 麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)が、所持していた合成麻薬MDMA以外に大麻やLSD、コカインも使用していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策5課の取り調べに対し、有名人の薬物逮捕の度に「私も危ないんじゃないかと注意していた」と供述していることも判明。違法性を強く認識していたことが明らかになった。一方、NHKは沢尻容疑者が出演予定だった大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の撮り直しに向けて調整に入ったが、混乱は続いている。

 女優として輝きを取り戻しつつあった沢尻容疑者だが、表舞台で見せる姿と実情は、あまりにもかけ離れていた。この日、取り調べに対して「(逮捕時に押収された)MDMAは数週間前にイベント会場でもらった。これまでに大麻やLSD、コカインも使った」という趣旨の供述をしていることが明らかになった。

 今回押収されたのは、使用1回分に相当する0・09グラムのMDMA。一部では弁護士に対して「預かっていたもの」と伝えたとも報じられたが、所持を認めているほか「MDMAも以前から使用していた」と話している。組対5課は使用での立件を視野に入れている。東京地裁は17日付で沢尻容疑者の勾留を26日まで認める決定をした。

 「パーティードラッグ」と呼ばれるMDMAのほか、自ら使用を明かした薬物の中には覚醒剤こそ入っていなかったものの、強い幻覚作用のあるLSDなど、複数の薬物を使用していたことになる。前所属事務所から契約解除された09年にも「大麻中毒」など薬物使用疑惑が週刊誌で報じられたこともあった。「10年以上前から違法薬物を使用していた」と供述しており、常習性は強い。

 相次ぐ芸能界の薬物不祥事に対して「これまでに有名人が薬物事件で逮捕されるたびに私も危ないんじゃないかと注意していた」と違法性を強く認識する一方、中毒から抜けられなかった様子をうかがわせた。

 取り調べの中で「家族と仕事の関係者に迷惑をかけ大変申し訳ない」と謝罪の言葉も口にしたという。逮捕時、都内の自宅には同居していた母・リラさんもいた。週が明けたこの日、所属事務所「エイベックス・マネジメント」は、すでに撮影が始まっていた大河ドラマ「麒麟がくる」のNHK、出演していたCM企業に直接出向いて事情を説明するなど、対応に追われた。一方で沢尻容疑者の処分については“保留”となったままだ。

 ◆乱用される主な薬物

 ▼MDMA 化学的に合成される麻薬で通称「エクスタシー」。興奮し、幻覚作用を起こす。錠剤、カプセルのほか吸入、注射、座薬で服用。服用しての死亡例もある。1錠約5000円。

 ▼LSD スイスの科学者が1943年に化学合成した幻覚剤。紙片や錠剤などで服用。強い幻覚作用があり、60年代に海外アーティストの間で流行。1錠約8000円程度。

 ▼大麻 アサ科の1年草である大麻草とそれを加工した製品。乾燥大麻や大麻樹脂、液体大麻などがある。陽気になったり感覚が過敏になるなどの特徴がある。1グラム約5000円。

 ▼コカイン コカの葉を原料として作られる違法薬物。通称「コーク」。鼻から吸引するなどして服用。多幸感や陶酔感が得られるが、強い依存性を持つ。海外スターの間で乱用者が多く「セレブドラッグ」とも言われる。1グラム約2万円。

 ▼覚醒剤 アンフェタミンやメタンフェタミンなど、化学構造の類似した化合物の総称で、水に溶けやすい結晶状のものが多い。注射や吸引で主に服用され多幸感や食欲減退、錯乱や幻覚作用を起こす。1グラム約7万円。

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