巨人の大塚球団副代表兼編成担当は18日、今オフのFA補強終了を明言した。
獲得を目指して交渉していたロッテ・鈴木の楽天入りが発表され「朝8時頃電話がありました」とこの日の朝に断りの連絡が入ったという。
今オフは楽天・美馬とロッテ・鈴木とFA交渉に臨んだが、ともに入団には至らず。大塚副代表は今オフのFAに関しては「打ち切りです」と話した。
巨人では13年オフに西武片岡、広島大竹。14年オフにDeNA金城、ヤクルト相川。15年オフに西武脇谷。16年オフにDeNA山口、日本ハム陽岱鋼、ソフトバンク森福。17年オフに西武野上。18年オフに西武炭谷、広島丸と毎年FAで新たな血を入れてきたが、今オフは12年オフ以来7年ぶりにFA補強なしとなる。
今後は新外国人、トレードを模索しながら若手育成に力を注ぐ方針。大塚副代表は「基本的にはドラフト戦略で発掘育成。どうしてもそこで補強しなくちゃいけないところを、FAとかでやらないといけないと思っている。広島はずっと育てた選手を使っているじゃないですか。あれが常勝の基本だと思う。うちもシフトして。我慢して使えば僕は伸びると思っています」と若手の台頭に期待した。