【侍ジャパン】鈴木誠也、3冠&MVP「うれしいですけど、それよりも優勝」

大会MVPに選ばれた鈴木(左)
大会MVPに選ばれた鈴木(左)

◆プレミア12 決勝 日本5―3韓国(17日・東京ドーム)

 鈴木が今大会の堂々たる主役を張った。打撃部門の3冠を手にし、文句なしのMVPをゲットした。全8試合で4番に座り、打率4割4分4厘、3本塁打、13打点、9得点。首位打者、最多打点、最多得点のタイトルを獲得し、本塁打も最多タイ。ベストナインにも選ばれた。それでも、誠也は誠也だった。「うれしいですけど、それよりも優勝した。優勝だけを心に刻んでやっていた」。歓喜の瞬間が全てだ。

 頂上決戦では反撃ムードを作った。3点を先取された直後の初回2死一塁。先発左腕の直球を豪快に振り抜き、左翼フェンス直撃の適時二塁打をぶちかました。一打で雰囲気をがらりと変える主砲の働きを見せた。

 パワーの源は単純明快だ。「ただ、野球を楽しくてやっている。少年野球を始めたときから変わっていない」。今夏、母校の二松学舎大付高に約20本もの木製バットを贈った。「引退する子に渡してくれませんか」―。東東京大会の初戦敗退後、悔し涙を流した3年生へのプレゼント。この先も野球を続ける後輩へのエールだった。そんな心から野球を愛し、楽しむ男だからこそ、野球の神様も振り向く。

 来年に迫った東京五輪でも、4番として期待大だ。「やることは変わらない。次の大会も頑張りたい」。世界一を争った16日間。最も輝いた背番号51は早くも真夏の祭典を見据えた。(小松 真也)

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