【巨人】元木ヘッド、制球ばらつくルーキー直江に1球の重み説く「1軍は厳しいよ」

ブルペンで直江(右)に話をする元木ヘッドコーチ(カメラ・泉 貫太)
ブルペンで直江(右)に話をする元木ヘッドコーチ(カメラ・泉 貫太)

 巨人の元木大介ヘッドコーチ(47)が16日、侍ジャパンの主砲を相手に見立てて、1球の重みを説いた。

 宮崎秋季キャンプでブルペンに足を運び、ルーキー右腕の直江大輔投手(19)の背後に付きっきり。「コースが甘くなったら1軍の打者は打つよ。その1球で代えられるよ。1軍は厳しいよ」とプロの厳しさを教えた。それでも、制球がばらつく直江に対し、具体的な敵の名を挙げた。「鈴木誠也なら放り込むぞ!」

 巨人投手陣は今季、広島・鈴木に打率4割2厘、6本塁打とメッタ打ちに遭った。打倒・誠也はG投の課題。加えて、若手投手にとっても、最強の難敵としてイメージしやすい日本代表の4番。強打者や苦手な打者を想定し、打者有利のカウントやランナーを背負った状況でどう抑えるか。元木コーチは「いい打者をイメージして投げた方がいい。ただ投げてるだけでは意味がない」と、若手投手陣に「考える投球」を求めた。

 直江は14日のソフトバンクとの練習試合(サンマリン宮崎)で1回4安打4失点。キャンプ中の3度のブルペンでは調子が良かったというが、練習が実戦に即していなかった。「(打者を)右、左と想定していたけど、一発がある打者などは気にしていなかった。ただ投げることになっていた。言われたことを、今まで以上にやりたい」と気を引き締め直した。

 ソフトバンクとの日本シリーズでも、第1戦で山口が好投したものの、グラシアルに逆転2ラン。チームは4連敗を喫した。経験豊富な選手でさえ、1球に泣くことがある。その怖さを知ることが、若手投手陣の成長につながる。誠也を抑えるために考えろ! 1軍昇格、1軍での活躍には、ブルペンでの「考える投球」が必要だ。(玉寄 穂波)

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