金沢学院大、神宮1勝!北陸大学連盟勢34年ぶり…5回一挙5点 石見逆転打

5回2死満塁、勝ち越しの2点右前適時打を放った金沢学院大・石見(カメラ・越川 亘)
5回2死満塁、勝ち越しの2点右前適時打を放った金沢学院大・石見(カメラ・越川 亘)
4回無死一塁、岡田の適時二塁打でホームに滑り込んだ村上
4回無死一塁、岡田の適時二塁打でホームに滑り込んだ村上

◆第50回記念明治神宮野球大会第2日 ▽大学の部1回戦 金沢学院大8―5九産大(16日・神宮)

 大学の部1回戦が行われ、19年ぶり2度目の出場となる金沢学院大(北陸・東海3連盟/北陸)が九州産業大(九州3連盟/福岡六)に8―5で逆転勝ちし、神宮大会初勝利を飾った。北陸大学連盟勢としては、1985年の福井工大以来34年ぶりの神宮勝利となった。金沢学院大は0―4とリードされた4回に3点を返すと、5回に8番・石見大樹遊撃手(4年)=石川工出=の2点適時打など5連打で5点を奪い逆転した。18日の2回戦で、関西大(関西5連盟第1/関西学生)と対戦する。

 秋季リーグ2位の金沢学院大が、下克上の逆転勝利で新たな歴史を刻んだ。3―4で迎えた5回2死満塁。8番・石見が、楽天からドラフト5位指名を受けた154キロ右腕・福森耀真(4年)=北九州出=の直球を左前に運び、5―4と逆転。続く代打・長桂太郎(3年)=金沢出=、1番・犬飼康太郎右翼手=三重・海星出=の連続適時打で3点を追加し、勝負を決めた。

 ヒーローの石見は「スタンドがドワーッと沸いたのが分かって気持ち良かった。サイコーです!」と破顔した。

 0―4とリードを許した2回1死から登板した右腕・和田悠弥(3年)=八戸学院光星出=が、3回2/3を無失点と好投し、反攻への流れを呼び込んだ。3回にチーム初安打となる左中間二塁打、4回には投手強襲の適時打を放つなど、打撃でも大活躍した和田は「公式戦初安打、初打点です。ドラフトにかかった投手から打てたのでうれしい」と喜びをかみしめた。

 北陸連盟勢の神宮出場は19年ぶり。神宮勝利は34年ぶりの快挙となった。秋季リーグ最終戦では、福井工大にノーヒットノーラン(0●7)で敗れて2位に終わったが、開催地枠で3連盟王座決定戦に出場。中京大(愛知1位)との決勝では延長10回サヨナラ勝ちで、神宮切符をつかんだ。

 4年生部員で、卒業後も社会人で硬式野球を続けるのは2人だけだ。軟式チームのコマニー(石川)に進む石見は「勝っても負けても神宮の最高の舞台で(硬式野球を)終われる。観客の10人中9人は九産大が勝つと思っていただろうが、野球は何があるか分からない。次もガツガツ行って、相手をびびらせてやろうと思います」。失うものは何もない。最強の挑戦者として、神宮に金沢学院大旋風を巻き起こす。(勝田 成紀)

5回2死満塁、勝ち越しの2点右前適時打を放った金沢学院大・石見(カメラ・越川 亘)
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