広島・菊池に3球団が興味 打てる二塁手へプレミアでアピール

1次R台湾戦の6回、華麗なグラブトスを見せた菊池涼
1次R台湾戦の6回、華麗なグラブトスを見せた菊池涼

 【スコッツデール(米アリゾナ州)=一村順子】4日間行われたGM会議が14日(日本時間15日)、全日程を終了。ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す広島・菊池涼介内野手(29)に複数球団から関心の声が上がった。12月に行われる大リーグの球団幹部、代理人らが一堂に会するウィンターミーティングへ向けて西武・秋山翔吾外野手(31)、DeNA・筒香嘉智外野手(27)とともに、今後の動きが注目だ。

 日本の“NINJA”の注目度が日に日に増している。ブルージェイズのアトキンスGMは、菊池涼について「おもしろい才能で(調査に)多くの時間を割いてきた」と明言。これまでも今季世界一になったナショナルズなども移籍候補先に挙がっており、複数球団による争奪戦に発展していきそうだ。

 評価を高めている。菊池涼の守備力は米国での認知度も十分。今季まで7年連続でゴールデン・グラブ賞に輝き、17年WBCでも美守を連発して世界中に名をとどろかせた。近年は極端な守備シフトで、二塁手は打力を優先させる傾向にあるが、二塁手が補強ポイントで菊池涼にも興味を示しているとされるインディアンスのチャーノフGMは「今でも(二塁手は)守備と攻撃力を兼ね備えた選手が求められる。センターラインは重要だ」と指摘。プレミア12で19打数6安打、3割1分6厘とバットでも猛アピールを続けている。

 これまで日本人内野手は米国の高い壁に阻まれ続けてきた。日本人野手の出場数上位4人はイチロー、松井秀、青木、田口といずれも外野手。松井稼、岩村、西岡、中島ら日本で実績十分だった内野手ですら思うような結果を残せずにいた。だが、従来よりも厳しくなったコリジョンルールで塁上でのコンタクトプレーが減りつつあることは、菊池涼にとって吉報かもしれない。

 4日間行われたGM会議はこの日で終了。ウィンターミーティング(12月9~12日)へ向けて、移籍市場も本格的に動いていくことになる。大物選手の動向によって移籍先も大きく左右されることになるが、注目の的になっていることは間違いなさそうだ。

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