宙組・真風涼帆の初の和物ミュージカル「エル ハポン」開幕「武士道精神を膨らませて」

兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた宙組公演「エル ハポン」の一場面。仙台からイスパニアに渡る蒲田治道(真風涼帆)
兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた宙組公演「エル ハポン」の一場面。仙台からイスパニアに渡る蒲田治道(真風涼帆)

 宝塚歌劇宙組公演「エル ハポン―イスパニアのサムライ―」(作&演出・大野拓史)、「アクアヴィーテ(aquavitae)!! ~生命の水~」(作・演出、藤井大介)が15日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。

 「エル ハポン」は20日でトップスター就任丸2年を迎える真風涼帆(まかぜ・すずほ)が、入団14年目で初めて取り組む和物の芝居。

 スペインに実在し、日本の侍の末えいが暮らす「ハポン村」から着想を得たミュージカルで、伊達正宗の家臣で剣術の名手・蒲田治道(真風)が慶長遣欧使節団の一員としてスペイン(イスパニア)に派遣され、現地人女性カタリナ(星風まどか)と出会い、彼女を巡るさまざまな思惑に巻き込まれていく。

 和洋のムードが混在した世界観の中で、日本刀とスペインの剣が交わる殺陣もあり「立ち回りでは、この役にしみついている武士道精神を、特にしっかり膨らませていかなければ」と真風。近年の宙組では新鮮なステージとなった。

 「アクアヴィーテ!!」はウイスキーをテーマにした、真風のトップ就任後初のオリジナル洋物ショー。「比較的大人っぽい、カッコいいものになる」と真風は自信を見せた。琥珀色が中心となったシックな衣装で総踊りする序盤から、ウイスキーの多彩な種類をモチーフに、歌やダンスで展開した。

 真風、芹香斗亜(せりか・とあ)、桜木みなとの男役3人は、客席に降りて、1990年発表の石川さゆりのヒット曲「ウイスキーが、お好きでしょ」をしみじみ歌い、ダンディーに酔わせた。

 12月15日まで。東京宝塚劇場では2020年1月3日~2月16日。

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